#私を構成する5つのマンガ キャンディ姫路hide 〜少女漫画編〜
どうも「悲しいを削減する」姫路のhideです。
なんということでしょう、、この男は「note✖️アル」の企画「私を構成する5つのマンガ」に3回目の投稿です。15個のマンガで構成されてる事になります。
初回は週刊少年ジャンプから(やはり僕はジャンプっ子)
そして二発目は週刊少年ジャンプ以外から
https://note.com/candyhimeji/n/n746b349b5b35
今回は最後です、ホントに最後!!
なんと少女漫画セレクション!!
やはりここも外せなかった、、間違いなく少女漫画も僕を構成しているのです。
それでは40歳のオッさんの少女漫画語り、、お楽しみいただけると嬉しいです。
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1.天使禁猟区
理由:緻密に美しく描かれた物語とキャラクター、そして心理描写。天使と悪魔というベタなファンタジー、バトル要素を究極に美しく描ききった作品。
天使禁猟区は「僕のナルシズム」を構築しています
自己愛に満ちた登場人物達。その苦悩を華やかに描くのは女性ならではといった感じを受ける。少年漫画はどうしたって普通にカッコいいのだ。
少女漫画のソレはシンプルにカッコいいとは言えない、どこか悦に浸るナルシズムが蔓延している。だがそれがいい。
繰り返しになるけれど、作中に散りばめられた様々な愛はどうしようもなく自己愛に満ち満ちており刹那に紡がれる切なさはストーリーをドラマティックに演出する。
そういえば主人公の名は刹那、名が作品を表している。
[花とゆめ にて連載]
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2.妖しのセレス
理由:少女漫画の面白さと少年漫画の面白さがMIXされた名作。前の作品の「ふしぎ遊戯」が作者の代表作だけれど、よりテーマが深く心に残る。(テーマは命、愛、人間だと思ってます)
妖しのセレスは「僕の男女意識のなさ」を構築しています
作品そのものとはあまり関係がないのですが、一時期僕は少女漫画に傾倒していた時がありました。年齢にして16.17の頃です。
コンビニで「ジャンプ」ではなく「なかよし」や「りぼん」を買ったりもしました
そう、少年まっただなかの時期に学ランを来て学校帰りに少女漫画雑誌を買っていたのです。
少女漫画に触れるきっかけとしては当時の彼女から見せられたのが最初でした。そして少女漫画の持つ心情の奥深さ、あまりにも感情で動き回るキャラクター達、その破廉恥さに魅了されたのです。
その少女漫画の魅力と少年漫画さながらのバトル要素や、ワクワクドキドキ感、テンポの良いギャグのような掛け合いを随所にみせる作者「渡瀬悠宇」さんの作風は僕に少女漫画とか少年漫画とか関係ねぇじゃん!!と思わせてくれました。
非常に雑な薦め方になりますが男性であっても幽☆遊☆白書とか聖闘士星矢とかが面白い!と思う人は間違いなく面白い!と思ってもらえると思います(^^)
[少女コミックにて連載]
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3.ママレードボーイ
理由:その世代の人にはトップクラスで男性にも有名な少女漫画。日曜日の朝8時とかだったかな、、子供の見やすい時間に放送されていた。ポップ・スキップ・コメディというキャッチコピーはよく言ったものでラブストーリーをドロドロさせずに楽しめる。
ママレードボーイは「僕の寛容力(気にしなさ)」を構築しています
ママレードボーイの特徴と言えば年頃の男女がそれぞれの両親とともに一つ屋根の下で住む。しかも両親は離婚しパートナーを入れ換えて再婚してるというハチャメチャな導入部。
なんだけど、僕はその部分にはまったくハチャメチャを感じずに、まぁいいんじゃない?
って思ってました。
イチイチぶっとんでる人に合わせて右往左往しても仕方がない。その状況を楽しんだほうがいい、何がどう迷惑かかってるわけでもないし、、。
なので1番のギミックである、もしかしたら彼と血が繋がってるかもしれないという唯一のドロドロ展開にも、そこに僕自体はドキドキせず「いいんじゃない?」とポップスキップしていましたね♬
[りぼん]にて連載
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4.亜美!ノンストップ
理由:芸能界というキラキラした世界の文字通りの華やかさと見えない苦労や努力、芸能人という存在を特殊な者でありながら普通の人間としても描いてる。日常と非日常、リアルとファンタジーのバランスがとれてる作品は総じて面白い。
亜美!ノンストップは「僕の芸能界への畏怖」を構築しています
芸能界という競争と自己アピールに満ちた世界には憧れと恐怖があり、僕は恐怖が勝ってしまうので「あぁなりたいなぁ」とはどこかで思わなくなってしまう。
だから漫画で体感するのが丁度いい面白さ(^^)
1993年連載という、もはや昔といっていい作品なのに今見ても色褪せないというか、、芸能界のイメージってこうだよなぁ、、が随所に見られる。
そう、芸能界とは伝統芸能なんだろうなと思う。当時にその内部描写をこれほどまでわかりやすくやってのけた漫画は珍しかったのではないでしょうか?
舞台は芸能界だけど、物語の主軸は美男美女が遠慮もせずに、これまた少女漫画よろしくエゴまるだしで暴れ回る様は少年漫画でいう王道バトル漫画。
少女漫画において恋愛漫画=バトル漫画なのです。
次々とあらわれる恋のライバル、後にそのライバルと協力関係になったり、あの手この手でお邪魔虫があらわれたり、、
少女漫画にもリバイバルの波はあるようで2018年には続編が読切で書かれてます。
伝説の芸能界恋愛物語。
やはり名作は色褪せないんですねぇ
[少女コミック]にて連載
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5.海の闇、月の影
理由:おそらく漫画として最初に触れた少女漫画で内容が衝撃的すぎでした。登場人物が次々とあっさり殺されていく、、同世代の少年漫画ではありえない救われなさに一気にひきこまれました
海の闇月の影は「僕の愛憎の拒絶」を構築しています
枠組みとしては「サスペンスホラー」という紹介が一番しっくりくる作品で、少女漫画に触れたのは当時の彼女に貸してもらった漫画がきっかけと前述しましたが、それがこの作品です。
ズバリいえば、これほどまでに気味悪い作品にはそれまでの少年漫画では出会ったことがなく、後から思えばこの作品も異質なのだけれど少女漫画全体に漂う感情のヌメりみたいなものはこの入り口が強烈かつ面白すぎたおかげですんなりと受け入れることができました。
なんの罪もない関わる人が、次から次と殺されていく、、次はどんな事になってしまうんだろう?どうしたら助かるんだろう?
やっと見えた希望も握り潰されてしまうような展開が何度も何度も続きます。
いったい物語の底はどこなんだ?
もがいてももがいても沼にひきずりおろされるような感覚。
人は絶望を知るからこそ希望を体感できる
絶望は体感しないにこしたことはなく、それならば知ることだけで今の幸せや希望を体感できるようになればこんなに豊かな事はありません。
世の中には言葉に言い表せないような絶望が山ほどあり、それらを僕達のほとんどは体験しません。
今ある幸せに感謝したいなぁと
悲惨な漫画を見ると思ったりするのです。
そして絶望の入り口は愛でありその裏にある憎しみだったりもして、僕は自己防衛も兼ねて簡単に愛に頼らないようにしています。
[少女コミック]にて連載
さて、ホントにホントにホントにホントに最後です(笑)3回も同じテーマでブチ込んでしまい申し訳ありません。
15個もマンガをあげて、そのマンガが自分の何を構成してるのか?を考えてみることでより自分自身を内省できました。
素敵で面白い企画をありがとうございました!
noteと共同に企画されたアルはこちら↓
https://alu.jp/
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著者の主な活動
著者の主な活動 著者が運営する「悲しいを削減する」が理念の 「オンラインシェルター&サロン 黒絆」
著者の運営する兵庫県姫路市にある完全予約制パスタバルkitchen11はこちら
話題のスナックキャンディ姫路店でもあります
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