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【ライブ前準備コラム】上坂すみれさんのライブツアー「SUMIRE UESAKA LIVE TOUR 2022 超・革命伝説」がいよいよ開幕! ~参加する同志たちに告ぐ~(特に初参加する同志に向けた準備、予備知識等まとめ)

 上坂すみれさん(すみぺ)のライブツアー「SUMIRE UESAKA LIVE TOUR 2022 超・革命伝説」がいよいよ4月10日の千葉公演(千葉・千葉県文化会館大ホール)からスタートする。昨年の「PROPAGANDA CITY 2021」はコロナ禍の影響で当初予定されていた四箇所での公演が中止となり、舞浜アンフィシアターのみの開催となったが、今回は全国(千葉、名古屋、大阪、東京)を回る「ノーフューチャーダイアリー」以来のツアーとなる。 すみぺのライブはその作り上げられた「独自の世界」により他の声優さんのライブとは少し違った雰囲気がある。本記事は「すみぺのライブは初参加なんだけどどんな感じなんだろう。怖いのでは?」とか思っている方に向けてその楽しみ方や知っておくと良いこと、グッズなど事前に知識を予習できればと執筆している。
 ちなみにこの記事を書いている4月10日現在各会場ともチケットはまだ入手可能。そして本日開催の千葉公演も当日券が ある。(追記:5/4 東京公演も当日券あり)もし時間があれば参加を検討してみてほしい。

※注意!(5月3日追記)本記事は千葉公演より前に執筆しており曲予想などは公演と違う部分も多いですがそのままにしてあります。尚、千葉公演レポートは既に公開済ですが、ネタバレに配慮して本記事にはリンクを記載しませんのでご了承下さい。

1.「上坂すみれ」ライブの特徴

 すみぺのライブは独特である。ほかの声優アーティストはおろかアイドルなどとは一線を画するこだわりがある作りであり、以下紹介したい。

1)生バンドである

 まず第一のこだわりは基本的に全曲生バンドであること。そしてバンドマスターは以前からずっと山下洋介さんが担当していることが挙げられる。すみぺの曲を多数編作曲しているだけでなく「ゾンビランドサガ」メイン作曲家として主要な曲「佐賀事変」「光へ」「夢を手に、戻れる場所もない日々を」を担当。他にも筆者周辺で言えばRhodanthe*の楽曲等多くを作曲されているアニメソング界では知らない人のいない大物作曲家である。
 このため各曲をライブVer.に違和感なく落とし込む技術が凄くCDで予習してからライブに挑むと驚くに違いない。ドラムは一ノ瀬久さん。こちらもアニメライブ界では知らない方がいないほどの名ドラマーであり、面白いおじさんである。ベースの山田裕之さんも長く担当されておりすみぺチームとの親和性は十分。ギターは前回から加入した渡辺裕太(ユウタマン)さん。もちろんギターの腕前は凄いのだがなぜか(?)最近すみぺと全く話がかみ合わないことが判明しになり有名になってしまった。

2)全部新衣装。しかも複数出てくる

 スタイリストの佐野夏水さんは「生涯上坂すみれ推し」の生粋の同志であり、「半分趣味ではないか?」と疑いたくなるほどすみぺの凝りに凝った衣装を毎回作ってくださっている。その方向性も毛深いものからカッコいいものまで様々。今回もパンフレットの姿以外でどのような姿が見られるのかが楽しみの一つである。ちなみに着替えタイムの間は大抵毎回「すみぺ全開」の幕間映像が流れるのだが、これも毎度爆笑であり必見。

3)すみぺの面白トーク

 毎度のことながらすみぺはトークが面白い。特に録画が入らない回では際どいことも平気で言う。さらに話し出すと止まらないのでいつも時間が押す。もちろん恒例のオタク弄りも面白い。一方で同志に共感して励ます発言は心を打ち、その落差がまた魅力とある。

4)赤いサイリウムの一体感

 すみぺだから当然であるが基本的にサイリウムは「」。会場全体が真っ赤に染まる様は非常に美しい。サイリウムも通常のキングブレードからゲバスティック、ゲバグンバイにウォッカびんと様々。その種類の多さを確認するだけでも一見の価値がある。

5)会場に着くまでステルス感のある同志

 実はよくある声優さんのライブのように会場までの道のりでいかにもなオタクを見かけることが少ない。一方で会場に着いた途端に多くが着替え始め「まさに同志」の姿になってライブに参加する。このコントラストが結構面白い。ちなみに男女比は6:4くらいのイメージ。すみぺのファッション性の高さも相まって皆揃っておしゃれな人が多い。

6)楽しい!

 そしてとにかく楽しい。満足感しか残らないライブである。参加してみればその言葉の意味がより理解できるだろう。

2.今回のコンセプトから考える定番、予習にオススメの曲

今回のツアータイトルは、ファーストアルバム「革命的ブロードウェイ主義者同盟」に収録されている「真・革命伝説」のオマージュ。すみぺ自身も「原点復帰」のようなことを多く話しているので、初期の曲が多くなるのではないかと予想している。

 すみぺは年々歌唱力が上がっている歌手である。初期は同志に歌詞を聞いたりなど色々無茶苦茶な事も多かったようだが、「ノーフューチャーダイアリー」の頃から歌唱力が安定。前回の「PROPAGANDA CITY 2021」での歌唱力は目を見張るものがあった。このため初期の曲はライブで聴いたほうがCDより素晴らしく聴こえる事が多く、その点でも注目である。

ただし今回のセトリはすみぺ自身が「当てられたら天才」と言っていたように相当癖があるものと思われるので、定番曲と今回追加されそうな曲の紹介にとどめる事にする。

【OP曲】

・予感

千葉公演前日の「上坂すみれのおまえがねるまで」で久々にこの曲がかかった事から、OPはこの曲になると思われる。(裏をかかれる可能性もあるが)

記念すべき1stアルバムの一曲目の序曲。すみぺのアルバムは必ずこの「予感」が挿入されておりそのアルバムのコンセプト(らしきもの)を伝えている。歌詞はないが原点回帰という意味でも聴いておいた方が良いだろう。                  

【定番曲(アルバム順)】

1)アルバム「革命的ブロードウェイ主義者同盟より

・「革命的ブロードウェイ主義者同盟」

前回こそセットリストから外れたが 、すみぺの原点となる曲であり大定番。
アンコールやアンコール前の最終曲としての採用が多い。

・「テトリアシトリ」

こちらも毎回何らかの形で登場しており、今回も含まれる可能性は高い。

・「げんし、女子は、たいようだった」

革ブロと合わせてラスト曲の定番。サビは少しサイリウムの振り方が違うのでブルーレイなどで予習しておくと良いだろう。

・「七つの海よりキミの海」

ファーストシングルであり、ファンが動き、飛ぶ曲。こちらも動きはブルーレイ等で確認いただきたい。


2)アルバム「20世紀の逆襲」より

・パララックス・ビュー

オーケン作曲のテンポが速くとにかく難しい曲。特にドラムは神業でありドラムの一久さんの手捌きに注目。昔は息も絶え絶えに歌っていたイメージがあるが今や楽々と歌いこなすすみぺは必見。

・Inner Urge

主題歌として採用された作品の影響で歌詞に色々問題がある曲。しかしノリが良いので歌われることが多い。

・来たれ!暁の同志

  同コンセプトの「夜勤の戦士のテーマ」の登場がおまねるで触れられていた事から登場確率は低いが、定番曲。覚えておいて損はない。「生産、団結、反抑圧!」コールでのすみぺの腕グルグルが毛深い。

・閻魔大王に訊いてごらん

 ご存じ「鬼灯の冷徹」の曲。難易度も高く盛り上がる曲。

・罪と罰 -Sweet Inferno-

閻魔大王とセットになることが多い曲。筆者一推しの名曲。こちらもとにかく難易度が高いのだが、全開ライブで完璧に歌唱した時には感動すら覚えた。曲の流れも美しいので是非聴いてみてほしい。


3)アルバム「ノーフューチャーバカンス」より

・POP TEAM EPIC

ご存じクソアニメこと「ポプテビビック」主題歌。聴いたことがある人も多いだろう。ライブではEDMなのに生演奏という神がかり的な山下洋介さんのプログラム技術が見られるためこちらも必見。尚、この曲はサイリウムは赤青半々となる。

・よっぱらっぴ

大定番。まさにすみぺのための曲。かつては会場練り歩きなどもあったが今はそれができないのが残念ではある。とにかく同志が盛り上がる曲である。

・地獄でホットケーキ

「閻魔大王」と同じく鬼灯より。洲崎西ファンから同志に興味を持った方は「じょじょじょ」とか言ってはいけない。

・踊れ!きゅーきょく哲学

ノーフューチャーダイアリーでは一曲目、PROPAGANDA  CITYでは間奏曲として使われた定番曲。「ウー!ハー!」で盛り上がるが今は声が出せないので合わせてサイリウムを振ろう。


4)アルバム「NEO PROPAGANDA」より

・ボン❤️キュッ❤️ボンは彼のモノ❤️

通称BQB。清竜人作曲の色っぽい曲。実は先日閉鎖したビーナスフォートでのリリースイベント、清竜人ハーレムフェスタ以来歌われていないが、今回はセットリストに入ってくる可能性が高い。

・すーぱー呂布呂布ぱらだいす

呂布を歌った歌詞はあまり気にしない方が良い曲。ライブでは非常に盛り上がるので定番化しつつあると思われる。

・ウエサカダイナミック

ビートまりお作曲の勢いのある曲。途中で右坂と左坂に分かれるのがライブ向きなので今回も入ってくるのではないだろうか。

・夜勤の戦士のテーマ

おまねるですみぺが何となく仄めかした曲。この曲は振りがあり、現地で見ると非常に綺麗。知らない人は下の動画できっちり予習しておこう。


振り付け動画

5)新曲から

・EASY LOVE

前回ライブの1曲目。長瀞さんの続編も期待されており入ってくる可能性は高い。

・生活こんきゅーダメディネロ

ヒャダイン作曲のとにかくテンポの速い曲。前回はアンコール曲だったが今回はどうか。

・ものどもの宴

「上坂すみれのおまえがねるまで」主題歌。この曲が出てこない可能性はほぼないと思って良い。こちらもとにかく盛り上がる曲なので楽しもう。


【今回の採用があり得る初期の曲】

・サイケデリック純情

・我が旗の下に集いたまえ

・我らと我らの道を

・哀愁Fakeハネムーン

・真・革命伝説

  いずれもアルバム「革命的ブロードウェイ主義者同盟」より。癖が強く、今回のツアータイトルに合致する曲が多いので、多くがセットリストに入ってくるのではないだろうか。

3.準備しておいた方が良いもの、注目のグッズなど

今回ライブで販売されるグッズは以下のツイートの通り。今回買えるもので注目のグッズを以下にまとめる。

・かいりょうウォッカびん
 要はサイリウム。今回の一押し。すみぺのライブでサイリウムがないと楽しみは半減する。前回散々「暗い」と言われた「旧ウォッカびん」と価格、見た目がほとんど同じで「本当に明るいのか?」と疑っていたが、電源を入れると本当に明るくなっている。おまけで構造を調べてみると色々と工夫されている部分を発見したので以下記載しておく。材料、コストなどはほとんど変えず細かな改良で最大の効果が出ているのが凄い。

全体図(旧品との比較)
構造の違い
電池等は一緒

・電池とLEDの明るさは前回と一緒
・旧作は透明なびんの口部分に光を散らす構造のLEDが取り付けてあり、光っている部分が点でしか見えなかった。改良型は瓶全体を白っぽくすることで白熱電球と同じように、LEDの光を乱反射させて瓶全体が光るようになっている。
・びんの底に反射シールを取り付けて最大限にびんの側面が光るようになっている。

・いにしえのハチマキ
 いかにもオタクなハチマキ。赤いのをつけている人がいればその人はれんぽう民です。(筆者も)

・Tシャツ
 今回のTシャツのうち、いつものすみぺが写っている「遺影」Ver.ではないほうを紹介したい。レトロゲーム感漂っており、非常にカッコいい。

4.最後に

 色々紹介してきたが、いよいよ「SUMIRE UESAKA LIVE TOUR 2022 超・革命伝説」がスタートする。コロナ禍の影響もあってチケットはまだ買える状況であり、毎度一般販売が即売り切れになり「すみぺのライブに行ってみたいのに行けなかった」と言う人には大きなチャンスである。感染対策は前回のライブと同様であれば十分になされていると思われるので気になった方は是非、足を運んでみてほしい。

今回もお読みいただきありがとうございました。
感想等よろしければお寄せください。(了)

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