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たぶん

読むべきものではない。 多分まだ大丈夫だ 日によるが、統計的に眠れてはいる。 時間はかかるが起きることもできる。 服を着ることができる。 食事もしている。 外出もできる。 物欲も多分ある。 絆創膏を貼ったら、患部がかぶれて痒いので切るのはやめた。 薬は、失敗した時の体験記を読んだためにやめた。 借りている部屋で死ぬこと自体不適切だ。 代わりに壁に頭を打ちつけることにする。 しかし人がいるので、廊下側の壁に打ちつける。 それでもだめなら手近なドライヤーで殴る。 しなければいけ

    • 初めてデリケートゾーン用ソープを使ってみたレポ

      1月の、ギリギリ半ばには差し掛からないある日。 アルバイトを終えた学生の私は、その日買い物の用がありスリーコインズに足を運んでいた。 全ての必要物を買い物カゴに無事納め、ブラブラと店内の陳列物を見るのにも飽き、いざレジに向かわんとした私は、とあるものを発見した。 それがこちらである。 デリケートゾーン専用ソープである。 同じ体を持つ皆々様ならなんとなく理解していただけるのではないだろうか、女性特有の局部の匂いを。 おそらく個人差はあるだろうが、私は元来汗っかきであ

      • 書き散らし

        物心ついた時、正確には小学校に入ったあたりから、ずっと自分は周りの子供とは違うという意識があった。 人より何かが優れているとか、才能があるとか、そういうものではない。 ただ、自分は周りの同級生たちより圧倒的に変で異常でかけ離れたところにいるという意識がいつも頭の裏に張り付いていた。 たとえば、授業や人の話を聞くことに集中できない。 たとえば、教室にいることが堪えて狭い個室に閉じこもりたくなる。 たとえば、人よりずっと数字に弱い。 たとえば、なにかを優しく説明されることが嫌い