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今回は、副作用に心が折れました。

1月14日に入院し、翌15日から術後の抗がん剤治療が始まりました。術前と同じく3剤併用で、こんなスケジュールです。

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で、二回経験済なので副作用は、経験値内に収まるであろうと高を括っておりました。

甘かった。

2日目からズ~~~ンと言う感じで身体が重だるい。今回は、早く来たなと感じました。術前2回目も1回目より早く来たのですが、流石に始めた早々来るとは想定外。

術前2回目は、早めに来たけど1回目よりは軽くて、その代わりに長引く感じでしたので、今回もそのパターンかと、まだ楽観視していました。

しか~し、3日目から嘔気が激しくなりました。これまでに経験したことのない嘔気です。吐くまではいかないのですが、断続的に嘔気が来てえづきます。身体のだるさはいよいよ増してきます。

副作用が強く出てきたので、4日目から採血して血液検査をしました。骨髄抑制で減少する白血球と炎症反応を診るためです。

18日:8000個
20日:3600個
21日:2000個
22日: 500個(過去最低値更新!)
23日:1600個
24日:3200個
25日:5400個

炎症反応の数値は聞きませんでしたが、基準値を超えていたようで抗生剤も併用することになりました。白血球数が減少してきたので21日から毎日、白血球を増やす注射を打ちました。

この、21日から23日の3日間は、本当に辛かった。恒常的なだるさに加えて胃の痛み、吐気が断続的に襲ってきます。アラカンのオッサンが、思わず「痛い、痛い、痛い」と口にしてしまうほどの痛みです。

僕は普段、痛み止めは使わないのですが、今回は我慢できず使いました。が、これが効かない。何種類か試しましたが、効かないのです。むしろ、痛み止めを点滴注射すると胃の痛みが増す始末。

さすがに、心が折れました。

「もう嫌だ!」

本当に、そう思いました。

白血球が5400個まで回復してきたころから、ようやくトンネル出口が見え始めました。

術前と術後で副作用の出方がこんなにも違うとは思っても見ませんでした。多少は、違うだろうけど経験値内に収まると思っていたのです。

なんで、こんなにも違ったのか、理系バカの習性で考えて、一応の結論がでました。それは、次回で。

今日、退院しましたけど、まだ本調子ではありません。早く、元に戻りたいです。

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