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抗がん剤の副作用 白血球数が戻らない

術後1クール目の抗がん剤治療を終え1月30日に退院し、2月4日に外来に行き血液検査を行ったところ、白血球数が2600/μLでした。

国立がん研究センター中央病院臨床検査部の検査基準値によると、3300~8600/μLが正常値とされています。人間ドック学会によると3000/μL以下は「要医療」らしいです。

僕の場合、今回の抗がん剤治療前は5400/μLでしたから、本来なら同程度まで戻っていて良いはずなのですが、何故か上記の数値でした。退院時には、6000/μLくらいあったのですが、これは白血球数を増やす薬を注射をしていたために一時的に回復しただけのようです。

術前の抗がん剤治療の時には、退院後最初の外来時には正常値に戻っていたのですが、今回は骨髄抑制が強く持続しているようです。その為、外来時に次の入院予定を決めるはずだったのですが、白血球数の経過観察をすることになり入院が1週間以上遅れるようです。

退院後、体調がなかなか戻らなくて自分でも「?」と感じていたのですが、検査で原因が分かりました。ただ、原因が分かってもダメージを受けた骨髄が回復するのを待つしかないというもどかしい状況になっただけです。

来週に再検査をして、結果次第で次回のスケジュールを検討することになります。

白血球数が3000/μLを切ると、疲れやすく長時間座っているのも辛くなります。免疫力が下がっているので、外出時には通常よりコロナ対策に気をつけなくてはなりません。今、感染したら間違いなく重篤化して最悪のケースも十分に予想されます。

なので、出来るだけ外出は控えるのが良いのですが、寝ているよりは活動した方が回復は早いと思いますし、外界からの刺激も重要だと思うので無理のない範囲で出かけるようにしています。

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