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個室ビデオに初めて行った

アラサー独身男性の躍動感です。

私は前々から行ってみたい場所がありました。
彼女候補とディズニーランド?
彼女候補とUSJ?
守りたい女って思った初めて?
パスタ作ったお前?

全く違います。


個室ビデオです。



個室ビデオとは

客が専ら映像ソフトを借り個室で鑑賞するための店である。ビデオボックス・DVD試写室・個室DVD・DVDボックスとも称される。
wikipediaより引用


つまり、世の中の男性たちがシコる場所です。
私はここを知らずにアダルトの何を知ると衝動的に思い、その日に行ってきました。


土曜日。
天気はどんよりとした曇り。
ですが、幸いにも個室ビデオに天候は関係ありません。
晴れの日も雨の日もそこにいてくれる温かい存在なのです。

家を出てまずはカフェに行きました。
朝から、人生2杯目くらいのキャラメルマキアートを飲んで自分イケてると勘違いしました。

どっかのカフェで飲んだ
1Lくらい飲める



ここでmacbook airでもsurfaceでもパチポチ叩いて、ピンボールの最高スコアを目指す休日もいいかもしれない。




でも、そんなことはしない。
なぜなら個室ビデオに行くから。




カフェを30分で出て都市部の駅に着きました。
お洒落な出立ちのカップルや幸せそうな家族とは比べ物にならない速度で避けるように歩いていきました。


目的地までは残り100m。
パチンコ屋や性サービス店が近くにある。
個室ビデオには、この立地があまりにもふさわしい。


着きました。

サラリーマンの味方

間違いなく個室ビデオです。
看板に描かれている男性は誰か知りませんが目がヤバいのでモデルは利用客でしょう。

店内に入るとまず大量のアダルトグッズが目に入ります。(画像は撮り忘れました)
でっけえタワーにいわゆるホールが並べられており、値札がついています。
あとはゴムやローションもありました。
そして、壁際にはDVDの数々。
最新作の棚の領域が一番大きく、続いて人気女優、人気メーカーとなります。
個人的に熟女コーナーが充実しているのは意外でした。



受付はホールタワーの隣にちょこんとありました。


受付には誰もいなかったので、インターホンで呼びます。
割と爽やかなスタッフの方が来てくれました。

私「DVD視聴コースの6時間で」
スタッフ「かしこまりました。当店のシステムはご存じですか?」
私「実は初めて来たんですよ」
スタッフ「ではご説明しますね」


という流れで説明を受けました。


システムとしては
・DVD好きなん持ってけ
・終了時間知らせんから気をつけろ
・ホールとかのグッズも買え

みたいな感じでした。


早速DVDを3作借りました。
好きな女優さんのを2作と家庭教師設定の詰め合わせ1作。

普段鑑賞しないDVDを借りるべきだったかなと少し後悔しています。
しかし、後悔先に立たずもあそこは立ちます。


受付を済ませると、ゴムを一つとお手拭きを2つ頂きました。

初期装備


いざ、自分の部屋へ!!



受付を済ませ、部屋へと繋がる自動ドアを抜けると、神々しい廊下がありました。

小林幸子みたいな廊下


自分の部屋番号を探して、入室します。

隣の部屋から人が出てきたのでびびってブレた

基本的に他のお客さんと鉢合わせることはないと思われます。
なぜならみんな部屋で集中しているから。



部屋に入ると真っ暗で何も分かりませんでした。

部屋の初期状態


スマホのライトで照らすと一気にテンションが上がります。

それ専用の部屋


リクライニングの前にはどでかいテレビ。
そして、パソコンとDVDプレイヤーがあります。


左にはお店で購入できるグッズの数々とライブチャットの利用方法など。


右には箱ティッシュが2つと灰皿と電話があります。

箱ティッシュ3つ揃えたい

とにかくエロに繋がっているものしかない部屋。
このサービスを考えた人は絶対変態です。


いよいよ人生初、個室ビデオの開幕です。

と言っても私は配信を2時間程度した後にDVDを鑑賞しました。


防音性は微妙で廊下を歩く音が聞こえたり、自販機で飲み物を買う音が聞こえたりと、イヤホンがなければ集中できない環境かもしれません。


まあ、そんなこんなで3時間かけてフィニッシュ。

賢者タイムになると
なんでこの部屋にいるんだろう。
眠てえな。帰るの面倒だなあ。
6時間で2200円かあ。
もう利用しなくていいわ。

と思いました。


でも、こんな夢のような場所があるとは知りませんでした。
ふとした時にまた行きたいなと思うような魅力があります。


ただ、潔癖症の人は行かない方がいいかもしれません。

いくら店員さんが清掃をしてくれているとはいえ、シコることを目的に来た奴らです。

そんな状態の男が何をするか分かりません。


もしかしたらリクライニングの肘掛けに爪先を乗せて全裸でM字開脚をしているかもしれないし、20発くらい出してるモンスターもいるかもしれません。


そんな奴らと同じ部屋を利用する。
これは潔癖症の人には耐えられないでしょう。


でも、私はそのような妄想に耽ることも個室ビデオの醍醐味なのかなと思います。


この部屋で一体、何人の人が何を観ながら何発したんだろう。


私はそんな想いを抱きながらお店を後にしました。


今日も全世界の個室ビデオは男たちを寄せ集めています。

定点カメラで個室ビデオから出てきた人たちの表情を観察するのもいいかもしれません。
おそらくおでこや鼻がびっかびっかに、てかっていることでしょう。


ありがとう個室ビデオ。

個室ビデオよ、永遠なれ。

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