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【悲報】この栄養素がかけてる限り脂肪が代謝されません。ビタミンB2について

こんにちは

課題に開放されルンルン気分でこの記事を書き始めております。今週も元気にやっていきましょう。

さて、サプリメント特集も第4弾ですが、今回はビタミンという大枠では飽き足らず、ビタミンでもビタミンBの中でも更に絞ってビタミンB2についてお届けしたいと思います。どんだけ細かくするつもりなんや。

実はビタミンB2はみんなが寝ても覚めても燃やしたいと思っている脂肪を代謝してくれる働きを持つビタミンなのです。今回はこいつにフォーカスを当てていきます。

では参りましょう


1)ビタミンB2とは

(画像:リボフラビン(ビタミンB2)wikiより)

ビタミンB2は別名リボフラビン(Riboflavin)とも呼ばれる水溶性ビタミンの1種です。栄養ドリンクなどを飲むと尿が黄色になりますが、この色はビタミンB2によるものと言われています。

レバー、うなぎ、卵、納豆…などなどの食品に多く含まれておりもし不足してしまうと、口角炎、口内炎など皮膚や粘膜に異常や、眼精疲労なんかの症状をきたしてしまいます。水溶性ビタミンのため、使われない過剰な分は尿で排出されます。そのため過剰症はありません。

脂肪燃焼(脂質代謝)の際に補因子(酵素の触媒活性に必要なタンパク質以外の化学物質)になる、過酸化脂質を分解するといった働きが注目されています。そのメカニズムはどんなものでしょうか。


2)脂質代謝のメカニズム

※私は高校で生物を履修していないので独学です。間違いがあったらごめんなさい、優しく教えてくれたら嬉しいです。

長くなるのでまずはじめに結論だけ述べさせていただきます。興味ない人はこの後は飛ばしてもらってもよいかなと思います(笑)

中性脂肪→脂肪酸→TCA(クエン酸)回路→ATP

脂肪が脂肪酸とモノグリセリドに分解されるのは中学生の時に習ったはずなのであ~懐かしいねそれ、といった感じですが、脂肪酸はその後クエン酸回路を経てエネルギーとなるATP(アデノシン三リン酸)へと代謝されます。このクエン酸回路においてビタミンB2が必要とされています。もう少し詳しく見ておきましょう。

(画像:クエン酸回路 wikiより)

上のクエン酸回路の図を御覧ください。ビタミンB2はこの反応機構の下の部分、8番目の反応に当たりますコハク酸がフマル酸へと参加される際に用いられる酵素コハク酸デヒドロゲナーゼの補欠分子族(タンパク質に結合する非タンパク質)のFAD(フラビンアデニディヌクレオチド)の材料となります。(笑)


長いのでもう1回確認します。(笑)

コハク酸からフマル酸に変化させる酵素がコハク酸デヒドロゲナーゼ

その酵素の補欠分子族がフラビンアデニディヌクレオチド

その補欠分子族の材料となるのがビタミンB2(リボフラビン)

というわけです。

いや多いわ、と突っ込みたくなる気持ちは山々ですが、ビタミンB2はこのように脂質代謝に関与しており、必須のビタミンということができるでしょう。

3)過酸化脂質の分解

そもそも過酸化脂質って何?という方が多いかと思いますが、大雑把に言うと中性脂肪が活性酸素(反応性の高い酸素)のよって酸化させられたものです。

過酸化脂質は有害物質を発生させ、DNAを損傷させるので、放置しておくと発がんのリスクも有る危険な物質です。

過酸化脂質と言った活性酸素種と呼ばれるものを還元し、本来の姿に戻してくれるグルタチオンというアミノ酸が生体内には存在します。

画像:グルタチオン(wikiより)

グルタチオンは過酸化脂質をもとに戻す代わりに電化の等価性で自分が酸化させられてしまうのですが、それを元に戻す(還元する)のがグルタチオンジスルフィドレダクターゼという酵素でこれの補因子となるのがFAD、FADの材料がビタミンB2というわけです。

またこのパターンですね(笑)確認していきましょう。

過酸化脂質をもとに戻して(分解して)くれるのがグルタチオンジスルフィドレダクターゼという酵素で、

その酵素の補因子となるのがFAD(フラビンアデニディヌクレオチド)、

そのFADの材料になるのが、ビタミンB2(リボフラビン)

ということでした。

摂取量

一般的には消費カロリー×0.4mg等と言われていますが、論文等で効果が有意に発揮し始めるのが50~100mgと言われています。

水溶性なので一度に摂取せず、何度かに分けて摂取できると良いでしょう。

また、食事からも取れますが、鶏肉から摂取しようとした場合、ビタミンB2を50mg摂取したかったら鶏肉50kgを食べないといけないそうです。(笑)

ビタミンBはB1、B2、B6、B12が相互に関係しあっているので、B2のみでも良いですが、ビタミンB群(vitamin B complex)で摂取するのがおすすめです!

まとめ

ビタミンB2(リボフラビンは)

・皮膚や粘膜を守る!

・脂質の代謝に関与する!

・有害な過酸化脂質を分解する物質の材料になる!

ということでした。皆さんもvitaminBを摂取してビバ!ビタミン!

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