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「喜びも苦しみも、感情含め共有していけるチームって強い」カナリーの賃貸営業部長が考えるセールス組織の在り方とは

※元々の公開日:2023/6/6

こんにちは。カナリー 経営企画室 HR&Culture統括 / 採用責任者の眞砂です。

カナリーは、【もっといい「当たり前」をつくる】をミッションとしているスタートアップです。
日々の暮らしには、不便・非効率がありながらも、過去の延長で「当たり前」と受け入れてしまっていることが溢れていますが、我々は、デジタルの力でこの「当たり前」をアップデートし、もっといい未来をつくっていくことを目指しています。

カナリーのミッション

今回は、営業本部 賃貸営業部長の渡邉雅俊さんへのインタビューを実施しました!


0. 簡単な自己紹介

渡邉雅俊です。1993年生まれ、神奈川県川崎市の出身です。
カナリーでは営業本部の賃貸営業部に所属しており、主にインサイドセールス(IS)とフィールドセールス(FS)の統括をしています。

ちなみに...!営業本部長の横山は中学・高校の先輩で、カナリーに入社するきっかけを作ってくれたのも彼です。

(横山との関係についてのエピソードも本文内にてお楽しみに…!)

1. 幼少期~学生時代について

3人兄弟の末っ子で上の兄弟とは少し歳が離れており、ひょうきんでやんちゃな子どもだったかなと思います。小さい頃から体を動かすことが好きで、小学生になると野球・水泳・体操・テニスなど色々と運動をやっていました。

中学からは野球一筋で、坊主頭でチームメンバーと足並み揃えて声出して...といった感じのTHE・野球少年でした。(笑) 中学時代は性格も若干変わり、野球でも副キャプテンとしてチームメンバーを取りまとめるなど堅実で真面目な方向にシフトしていきました。

中学は私立校だったのですが、その中学の野球部時代の先輩が現カナリー営業本部長の横山さんでした。今思うと、すごい縁だなと思うのですが、中学まで家から片道1時間くらいで電車の乗り換えも2回あるのに、横山さんと僕は同じ最寄駅のエリアに住んでいたんですよ!!(笑)

地元が同じで、部活も同じ野球部で、練習後の帰り道も遠征に行く時にもいつも一緒で。(笑) 本当に毎日ずっと一緒にいましたね。しかも、よくよく聞いてみると小さい頃に行っていた体操教室も一緒だったみたいで...。(笑)
そんなところが始まりで先輩でありながらすごく仲良くしてくれて、野球の話や勉強の話、恋愛の話まで彼には全部喋ってきていると思います。

高校も、横山さんに誘われたこともありアメリカのニューヨーク州にある高校に進みました。彼が中学卒業後の夏休みに日本に帰省をしていたタイミングで、「アメリカ面白いからちょっと来いよ」って言われまして...!僕、全然英語もできないし野球しかやってきていなかったので少し悩みはしましたが、当時は怖いもの知らずだったので、行ってみるか!という感じでアメリカに行くことにしました。

アメリカの高校でも変わらず野球を続けていましたが、中学生の時の坊主の反動からか、すごく派手な服装や髪型をしていましたね。髪色や服装などのルールも特に決まっていなかったので、野球部だけど金髪でした。(笑) あとは、髪を紫色にしてみたり、練習場所までスケボーで行ってみたり...。日本とは別世界ですよね!それでも一応、野球部のキャプテンをしていました。

アメリカに行った当初は、僕の英語のレベルは全然低くて、黒板に書いてあることがわからず、先生が何を言っているのかもわからず、当然成績も悪くて「これはヤバいぞ」と思ったのですが、3年生になるころには成績もなんとか上向いてきていて、英語での日常会話やコミュニケーションもスムーズに取れるようになりました。ペラペラ、、とまでは行きませんが、「ペラペ」くらいにはなったかなと思います。(笑)

その後日本に戻り、大学へ進学しました。大学でもこれまた野球部に入ったのですが、自分がいた大学の野球部って毎年プロ野球選手が出るような強豪チームで、人数は4学年で200人、練習メニューも本格的で、ガチな大学野球部って感じでした。最初の頃は、練習の準備、手伝い、グラウンドの整備、玉拾いなどで一日のほとんどをグラウンドで過ごしつつ、お昼ご飯を5分で食べ、授業に行きまた練習に戻るという、いかにも体育会系!な感じでしたね。あと、アメリカで金髪だった髪はまた坊主になりました。(笑)

そんな学生生活の傍らで、プールの監視員のアルバイトや、洋服がすごく好きだったのでアパレルのアルバイトなどをしていました。僕の大学生活は1〜2年の時は部活と授業との両立をとにかくめっちゃ頑張って、3年生からは将来のことも考えながら過ごした4年間だったなと思います。

2. 前職までやっていたこと

大学時代のアパレルでのアルバイトの話が少し関わってくるのですが、洋服が好きだったというのもあり、新卒では素材メーカーの東レ株式会社へ入社をしました。繊維部門へ配属となり、主に原料や糸・生地などを製造販売したり、どのようにサプライチェーンを組んでいくかを考えたり、どんな洋服を作るかの企画など色々な業務を担当していました。

当時は英語を使った仕事もあったので、アジアをメインとして世界中の企業との取引を担当して、一人で幅広い業務をこなしていました。

3. カナリーを選んだ理由と、選んでみた結果はどうだったか

カナリーを選んだ理由としては、先程から何度も登場している横山さんとの縁があってというところになるのですが......一旦、順を追って話しますね!

まず、社会人2年目くらいの時に転職活動というものを一回やってみようと思い、エージェントを使ってみたり自分で色々探してみたりしたのですがなかなかマッチする会社がわからず、決めきれなかったんですよね。

その当時、僕は大阪に配属をされていて、横山さんがたまたま大阪に仕事で来るということで一緒に食事をしました。そこでは「転職をしようかどうか迷ってる」という相談を軽い感じでしました。

そこから2年くらいが経った夏の日に、当時すでにカナリーにジョインしていた横山さんから「まだ転職活動してる?」と連絡をもらって、「今はしてないけどどこかのタイミングで考えようと思っています」という会話をしたんですよね。そうしたら、「もしかしたら(カナリーの選考に)呼ぶかも」という宣言をされました。(笑) その時は本気なのかどうかわからなかったので、「あ、わかりました〜」と何となく返事をするといった感じで。

その連絡を機にちょこちょこ連絡をまた取り合うようになり、カナリーの会社のことや事業・仕事内容などを聞いて、「今おもしろいタイミングだから、面接1回あるけど受けてみたら?」と誘ってもらい、二つ返事で「OKです!」と答え、カナリーの選考を受けてみることに決めました。

そのときの気持ちの変容でいうと、前職は大手のメーカー企業だったので学べることも多く、福利厚生などもしっかり整っていて、良い経験をできる機会がすごくたくさんあったなと。その反面、今後の自分かどうなるのかもある程度見えてしまっていたりだとか、会社に対しての自分の貢献度が図りにくいといった部分がジレンマとなっていて、そこから抜け出したい...!という気持ちで転職活動をしていました

一方でカナリーは、スタートアップということもあり、自分の力を試すこともできそうだし、自分の努力や頑張りがそのまま会社に反映されていくというイメージがあったので、そういった意味でも貢献できることがたくさんあるのでは?と思い、入社を決めました!

📣 横山にも聞いてみました
渡邉は、中学校のころ野球部で一緒で、一個しか年が違わないのですが、弟のように可愛がっていました。その後高校でも同じ野球部で活動していました。
当時から野球に向き合う姿勢は真面目で素晴らしいものがあって、社会人になってからも前職での仕事も真面目に頑張っていたので、改めて信頼できるなと感じ渡邉をカナリーに誘いました!

4.今の仕事について

最初に少しお話をした通り、賃貸営業部でインサイドセールスとフィールドセールスの統括をしています。アポイントの獲得から契約の獲得までの部分と、カナリーとカナリークラウドをうまく全国展開していくことをミッションに、日々奮闘しています。

お客様の目線でいうと、最初の接点を持つのが僕らの部署になるので、その対応の仕方はもちろん、どうやったら契約につなげられるか、アポイントの件数を増やせるのかと考えながら仕事をしていますね。

一日のスケジュールをざっくりお話すると、大体1週間に1回のペースで出張があり、北は北海道から南は沖縄まで、全国津々浦々に出向いています。それ以外の日は、1日1回は訪問商談があり、オフィスに戻ってからWeb商談を2〜3件、商談中のお客様へのお電話、社内の打ち合わせへの参加などをして、残りの時間でチームのことを考えたりお客様にとっての有益な情報はないかを考えたりする時間にしています。

また、今期は結構チャレンジングな目標を立てているのですが、そこに対してどう行動をして達成していくのかが大事だなと思います。その中での楽しさややりがいの部分は、「獲得ができたとき」に詰まっているかなと。例えば、カナリーの魅力や良さを納得していただいた上で導入いただくタイミングはすごく嬉しいですし、それが業界のDX化や、会社のミッションである「もっと良い当たり前を作っていく」の第一歩になっていると実感するんですよね。それが日々のやりがいですかね。

逆に難しい部分については、カナリーは形のある物を売っているわけではなく、ポータルサイトやCRMを導入していただくことによって、お客様により良い状態になっていただけたりハッピーになっていただける可能性を提供しているので、カナリーのセールスとしての「信頼」を築きながら「可能性」を信じていただくところに難しさがあるかなと思いますね。

チームとしては、当たり前のことかもしれませんが「チームで一丸になる」ことを目標にしています。もちろん個人のKPIや目標もありますが、業績をしっかり上げていくためにチームみんなで支え合って行動していくことに重きを置いているので、個人でやることはやるし、良い情報はシェアしながら協力して目標を達成していくということを大事にしています

5. 休日は何してる?

家族で過ごすことが多いですね。7ヶ月になる子どもと犬がいるので、週末は家族で公園に遊びに行ったり、食事に行ったりしています。犬と赤ちゃんも一緒に連れていけるような焼き鳥屋さんを探したりしてます。(笑)

あとは、子どもが寝たあとに筋トレをするのも好きですね。家にジムを作っちゃいました。(笑)
元々は都心部に住んでいたのですが、犬と子どもがいるので少し郊外の戸建てに引っ越して、子どもが寝ている隣のスペースに家ジムを作りました。本格的な機材を揃えているので、ジムと同様に体を鍛えることができます!

6. モチベーションの源泉と、その理由

大きく2つあって、1つは「業界を変える可能性や力がある」こと、もう1つは「人と環境に恵まれている」ことです

1つ目の「業界を変える可能性や力がある」については、自らの行動であったりチーム一丸となって何かを成し遂げていったりすることで、会社に対してはもちろん、業界に対してもインパクトを与えていける可能性があると思っています。導入してくれた会社の一つ一つでDX化や業務の効率化が進むことによって良い状態を作り上げているという実感が積み重なっていくところはすごくモチベーションになりますね。

あとは、それを誰と成し遂げるのかもすごく重要だと思います。これが2つ目の部分につながっています。セールスは「何かを売る」ための組織ではありますが、チームとして同じ目標に向かって進んでいくためには「誰と何をするのか」ってすごく大切ですよね。チームで一丸となって支え合って、挑戦を後押しして、切磋琢磨していく部分も今のチームにはありますし、他のチームとのシナジーを生んでいくこともしやすい環境になっています。そうやって支え合って、成長し合っていくことが良い結果につながると思うんですよね

僕はメンバーを束ねる立場にいるので、そういう環境づくりをしたりメンバーを導いたりすることも仕事の一つです。その責任感も日々のモチベーションになっているかなと思います。

7. カナリーのカルチャーについて

僕、入社をした時からずっと感じているのですが、「ベンチャーだけどめっちゃ真面目」ということですね。入社前は、ベンチャーって「みんなでワイワイしながらガツガツ仕事をしていく」みたいなイメージで、その勝手なイメージに最初は少しビビっていました。(笑)

でも入社をしてみると、それはガラッと変わって、すごく「質実剛健」な組織だなと感じたんです。会社全体が目標に向かってそれぞれやるべきことを愚直にやっているし、地に足つけて物事を考えて行動していて、すごいな!って思いました

僕らのチームのカルチャーは…。良い意味で、まるで動物園みたいだなと思ってます。(笑)
メンバーそれぞれ特徴が違うというか、それぞれが良いものを持っていてタイプが全然違うといった感じですかね!でもみんなが違うからって違う方向を向いているというわけではなくて、それぞれの武器を用いて支え合って一緒に戦っていく仲間というイメージです

あとは、メンバーそれぞれが失敗を恐れずにどんどん挑戦していって、結果的に良くても悪くてもどちらにせよ成長していける土壌がちゃんとあるチームなのかなと。誰のどんな意見でも否定をせず、相談に乗ってくれるし後押ししてくれるので、自分の武器や特徴を活かしながら、誰かの不足している部分は補填し合って、全員でフォローし合っていくことができる良いチームだなと思います。

8. どんな人と働きたい?どんなチームを作っていきたい?

​​まず、どんな人と働きたいかについては、会社のため、お客様のため、チームのため、もちろん自分のためにも愚直で一生懸命に取り組める人ですね。スキルも大事ですが、やっぱりマインドセットが大事かなと思います。誰かのために頑張りたいとか、業界を変えるために一生懸命やりたいとか、そうやって何かに夢中になっている人って素敵ですよね。そういう想いを持っている方の後押しはどんどんしたいなと思いますし、チャレンジできる環境はあるので、飛び込んできてくれたら嬉しいです!

チームづくりについては、色々なことを「共有できるチーム」を作っていきたいと思っています。
カナリーで働く中で、充実しているとか成長しているといった成果や、喜びも苦しみなどの感情も含めてみんなで共有していけるチームって強いと思うんです。僕は、一緒に働いてくれるメンバーは家族と同じくらい大事な存在だと思っているので、良いことも悪いことも共有しながら強いチーム作りができれば良いなと思っています

9. 読者へのメッセージ

ここまでお読みいただきありがとうございます!

カナリーの面白さって大きく2つあると思っていて、1つは「業界やプロダクト」、もう1つは「カナリーという会社そのもの」です

業界やプロダクトについては、前段でもお話した通り、不動産業界ってレガシー産業やアナログ産業と言われていて、その非効率さや不便さを働いていても実際に感じることがあるんです。そういう課題をちゃんと変えていけるし、ミッションである【もっといい「当たり前」を作る】ことができるのは、実感としてすごく楽しいですし面白いかなと思います

会社としての面白さは、若いメンバーでもすごく活躍しやすい環境があることですね!
活躍する・しないに年齢って関係ないですよね。年齢によってやることが制限されることは一切ないですし、むしろ「やってみようよ!」と後押ししてくれる環境はあるので、相談もしやすいですし、成長をすごく実感しやすいと思います。

また、様々なバックグラウンドを持ったメンバーもたくさんいるので、刺激も受けやすいと思いますね。メンバーのことを一言でいうのは難しいですけど......すごく愉快ですよ!。(笑) それぞれがメンバー想いで、会社想いで、お客様想いだなと思います

僕みたいに前職の環境にジレンマを感じているとか、新しい環境に飛び込んでみたいと感じている方はカナリーにすごくマッチしているんじゃないかなと思います。もしこの記事を読んで、カナリーに興味を持ってくれたら、ぜひお話しさせていただきたいです!

▼渡邉による、フィールドセールスについての記事

▼カナリー 採用情報ページ

https://recruit.canary-app.jp/