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まずは体験入学へ!

山村留学とは?

これから記事を書き進めていく前に
まずは基本情報をおさらい。
私は気軽に友人を頼って何も考えずに来てしまったので
こちらに来てから山村留学にもいろいろなタイプがあることを知り近隣では山村留学が盛んな地域であることを知りました。
来てみたら帰りたくないくらいとても素敵な体験ばかりなので、ぜひ知ってもらいたく、こちらでも紹介させてください。

まず、私達親子が来ているのは家族移住型。
山村留学には大きく分けて子どもだけが留学先のホストファミリーや留学センターでの集団生活に預けられる子どもだけ移住型の2つがあります。
子どもだけの体験移住が今は主かもしれません。

山村留学についてはこちらの全国山村留学協会のページに詳しくありますのでどうぞご参照ください。

私もそんな取り組みを知って子どもには山村留学してほしいな〜という希望もあったのですが、いかんせん私が子どもと離れるのが寂しくて耐えられず断念。
私も山暮らしやってみたいな〜と思っていたので、家族移住型の山村留学がまさに希望どおりでした。

とはいっても、最初はちょっと体験してもとの我が家に戻ってくる予定でした。
家族移住の最大のネックは親の仕事ではないでしょうか?
子どもには体験をさせてあげたい。でも親には都会で仕事がある。
仕事をやめて家族で移住という選択はやっぱりハードルが高いもの。
そこで私が選択したのは、2ヶ月という期間限定の体験入学でした。

春の体験入学

私たちが来ている親子山村留学は学校PTAが募集しています。

和合小学校PTA親子山村留学

山村留学についてはPTA会長さんが窓口になってくださっているので、まずは電話でご相談。
家族みんなで移住はできないけれど、娘と二人で短期間でも体験したい旨を伝えたら、それでも受け入れてくださるとのこと。
川遊びができる1学期中の滞在、そして私は長野にある森のようちえんの研修を受けるという名目で、約二ヶ月間の山村留学を決めたのでした。

ただ息子が中学に上がったばかりでペースをつかむまでは一緒に過ごしたかったので、山村留学は5月半ばからを予定。
娘は2年生に進級し、そのまま学校生活を送っていました。
山村留学先の校長先生からはこっちに来る前に1日、2日の体験入学もできますよという申し出があり、ありがたく体験させてもらうことに。
友人宅に泊まらせてもらい、茨城の学校をお休みして4月の二日間、体験入学におじゃまさせてもらいました。

全校生徒1年生から5年生まで6人という超小規模校。
みんな兄弟姉妹のように一緒に過ごし給食も全校生徒、全職員でいただきます。
私も給食をご一緒させてもらい、なんてアットホームなんだろうと嬉しくなりました。
こうして体験した娘は、学校が変わることへの不安が和らいだ様子で、緊張も解けて笑顔で授業に参加していました。
こんなふうに細やかに対応していただけて親子ともども不安が解消されました。
しかも校長先生のはからいで、教員住宅に空きがあるからとお部屋も借りられることに。
2ヶ月という期間限定とはいえ、住民票の移動、転校手続きなど、普通に移住の手続きをします。
そんなこんなで、PTAの皆様や学校のご厚意で、親子山村留学の環境が整っていきました。

親子で体験入学ができたおかげで、親子ともどもこれから始まる山村留学生活が容易に想像できるようになり、心の準備もできました。
山村留学をお考えの場合には、体験入学できるかどうか、一度相談してみることをおすすめします。

私達が来ている長野県には様々な山村留学の受け入れ先があります。

信州の山村留学で学ぼう

興味が湧いたら、ぜひ一度体験に長野に遊びにいらしてください。

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