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マタニティ日記⑥切迫早産

こんにちは、かなりです。
妊娠9か月を迎え、産休に入って早々切迫早産で自宅安静を言い渡されてしまいました。
今回はそのお話をします!

①産休突入

妊娠9か月に入り、とうとう産休に入りました。本来産休は出産6週間前からですが、少し早め、7週間前には産休に入りました。

私はつわりも体調の変化も全くなく、先輩方から「こんなに動ける妊婦初めて!」とよく言われていたので、クリニックの仕事や派遣の準夜勤もばりばりとこなしていました。
それが仇となるとは想像もせず、「自分が大丈夫」と思い込んでいたのでした…。

②切迫早産とは

そもそも切迫早産ってどんな状態…?
恥ずかしながら看護師の私も妊娠するまではあまりイメージがついておりませんでした。

切迫早産とは早産となる危険性が高いと考えられる状態、つまり早産の一歩手前の状態のことをいいます。子宮収縮(お腹のはりや痛み)が規則的かつ頻回におこり、子宮の出口(子宮口)が開き、赤ちゃんが出てきそうな状態のことです。破水が先に起きたり、同時に起きたりすることもあります。

日本産婦人科学会より

つまり、まだ赤ちゃんが十分に成長していないのに、生まれてしまうかもしれない!という状態なのです(正期産は37週以降。妊娠22週~36週の出産を早産といいます)。

③切迫早産!?

妊娠33週での妊婦健診、一番乗りに病院に着き、待ち時間もなくすぐに呼ばれたので今日はすぐ帰れるな~なんて考えていました。

まずは腹部エコーで赤ちゃんの大きさ等を診察します。
赤ちゃんは1820gくらいですね。ちょっと小さめだけど、基準内なので心配しなくて大丈夫です」
体重の伸び悩みがある中、がんばって成長してくれていました!

次は内診で、出血や子宮口の様子の診察です。
和やかな雰囲気とは一変、先生が「あれ?参ったな…」と不穏な一言。
2週間前は40mmあった子宮頚管が、22mmまで短くなっていたのです!
(子宮頚管とは子宮の入り口の管で、ここが短くなっていると破水=早産のリスクが高くなるそう。)

④初めてのNST

切迫早産の疑いがあるため、お腹の張りをNST(ノンストレステスト。赤ちゃんの心拍とお母さんのお腹の張りを機械でグラフ化する)という検査で調べることに。

NSTは外来ではなく病棟で行いました。
これが、外来とは別世界…!
全室個室に惹かれてこの病院にしたのですが、まるでホテルのようでした。
自分も一か月後はここに入院か~とるんるんです。

病棟の助産師さんに案内されて、NST開始。
お腹に機械を当てて寝てるだけなので、楽ちんです。
モニターには赤ちゃんの心拍数とお腹の張りの強さを示す数値が表示されていました。
私はそれまでお腹が張っている感覚がわからなかったのですが、助産師さんから「その数値が高いときがお腹が張っているときです。感覚を覚えてください」と説明され、はじめてお腹が張っている感覚がわかりました!
そして、この感覚…仕事中もよく感じていたな…と。
でも張っているとは思っていなかったから気にせずお仕事をしていたのです。
これが良くなかったんだなと今更ですが大反省。

⑤今後の方針

検査を終えて再度先生の診察です。
とりあえず一週間張り止めの内服薬を飲んで自宅安静。一週間後の経過を見て、入院か安静継続か決める。ということになりました!

この病院では、妊娠37週未満・胎児の重さ2300未満だと分娩不可・別の病院へ紹介、ということになってしまうそうなんです。

え、はじめて聞いた…!
先ほど綺麗な病棟を見て感動した私、なんとしても早産を回避しここで生みたい!と決意するのでした。


今も絶賛自宅安静中なので、寝っ転がりながらこの記事を書いています。
負荷がかかるとすぐお腹が張ってきてしまうので今回はこの辺で。
自宅安静中のことはまた次にお話します♪


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