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マタニティ小話② 産院選びについて

こんにちは、かなりです♪
妊娠も10週に突入し、妊婦検診が始まります!
分娩する病院どうしよう…!
今回はどのように病院を決めたかお話しします。

【個人病院?総合病院?】

双子のつもりでいたので、分娩はNICU(新生児の集中治療室)もある成育医療センター一択でした。
でも単胎であることがわかったので、他の選択肢も出てきたんです。

①実家近くの個人病院。
無痛分娩無料(すごい!!)。
横浜市のためか都内病院より安い。
沐浴や授乳指導がほとんどなく経産婦向け。

②自宅近くの総合病院
助産師さんの評判が良く、サポートが手厚いとのこと。
全室個室。無痛分娩は行っていない。
近くにさらに大きな病院があり、何かあった時すぐに救急搬送してもらえる。

いろいろ考えた結果、里帰りなのは確定しているので、①の実家近くの産院で最初の妊婦検診を受けました。
やっぱり実家から歩いて10分、駅からも5分という好立地や無痛分娩に惹かれたのが大きいです。
しかし検診を受けてみると、内診も一瞬で以前の多胎であったこともあまり触れず、スタッフも忙しいからかよそよそしい印象…。
なんとなく、ここじゃない?という不安が膨らみました。
安いと言いつつ、料金加算内容が大量に書かれた紙も渡され、結局変わらない計算に。

悩んだ末自分の直感を信じよう!と総合病院に転院しました!
結果…総合病院めちゃくちゃ良かった!
最初の助産師さんとの面談ですごく話を聞いてくれて、安心感がありました。先生の診察も丁寧です。
総合病院なので、待ち時間は長いですが覚悟の上。
自宅からも通いやすいし、実家からも車でのアクセスが良いので、里帰りも大丈夫そうです。

【救命看護師時代の経験】

出産の痛みの恐怖。本当に大きいですよね。
だからこそ私は無痛が良い!!!と最初は無痛分娩可能な病院を探していました。
しかし、救命センターで働いていたころのことを思い出すと、産褥のトラブルで運ばれてくる方のほとんどは無痛分娩の産婦さんだったんです。
知り合いの救命医にも普通分娩をおすすめされました。
もちろん麻酔の技術はどんどん進化しているし、無痛痛くないし、逆にお産に集中できて最高だった!!!とのお話もよく聞きます。

なので、無痛を否定するつもりはありません。
ただ救命センターでの記憶がまだ色濃く残っており、逆に無痛の方が不安になってしまったので私は普通分娩を選びました。
指がちぎれるより痛いと言われる痛み、経験してみようじゃないの!!
(思えば救命科を選んだ理由も、最初に一番大変な科を経験しよう!でした。私はドMのようです、笑)

それと、個人病院か総合病院か、という選択。
やはり何かあったときのことを考えると、一分一秒の治療の遅れが母子ともに後遺症や命とりになる現場を見てきた身としては、総合病院を強くお勧めします。
特に感染症が大流行しているこの時代、救急搬送先が見つからない…なんてこともありえます!
妊娠出産は命がけ、ということは忘れないようにしたいですね。

でもでもでも!!!!
産院のレストラン並みの食事や、サービスは魅力的ですよね!
同感です。

なので、私は総合病院(NICUはない)かつ全室個室、希望者にはアロママッサージもしてくれて、ごはんが美味しいと評判のところにしました。
強欲です、はい。

私にとってはおそらく人生に一度の出産。
良い思い出にするぞ!


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