テニプリOVA(全国大会篇)Semifinal Vol.3感想

OVA Semifinal感想も最終回です。

S2でタカさんが(なんとか)勝利したので、
青学は決勝進出に王手をかけました。
そこで出てくるのがまさかの手塚、しかもダブルス。



05 二つの扉


はい、D1はまさかの手塚・乾VS忍足・財前です(当初予定は)。
手塚がダブルスに出るのは百歩譲って分かる。シングルス枠はもうないし、立海で出番が無いタカさんに華を添える必要があったから。
それにペアが乾っていうのもなんか分かる。越前は絶対無いし、菊丸もない、大石ならまだ分かる気がしないでもないけど、ゴールデンペアでこそ力を発揮するので、乾なら納得。
決勝進出に王手をかけた青学がここで手塚を出してくるというのも分かる。
ここまで観たら、普通にまともです。
準決勝でこのダブルスというのは賭けすぎている気もしますが、
ここで負けても越前が回収するのでまあ大丈夫だろというスミレちゃんの采配でしょう。なんていったって手塚だし。

しかし、この後テニプリ史上最大の珍事が起こるとはこの時知る由もなかった、、、、。

ところで、みなさん。青学はいいとして四天宝寺は手塚・乾の最強ペアに比べてちょっと実力に不安がありませんか??
謙也は神尾を圧倒したスピードスターらしいですが、手塚クラスに及ぶようなオーラは無し。財前くんは天才らしいけど、未だ試合描写無し。
どう考えても青学の圧勝しか見えてきません。

まじでこのダブルスで試合するのか??と思ったのも束の間、
電光掲示板に表示されたのは謙也ではなく、千歳でした。
千歳は不動峰戦後、退部したため客席で妹のミユキと試合を見守っていました。戸惑う千歳でしたが、謙也も分かっていたように千歳に譲り、千歳が試合に出ることになります。
この辺からだんだんあれ、、、?という展開になります。
大体、オーダーって普通前日とか当日朝とかに
運営に出すものじゃないの??
オサムちゃん、オーダー発表の時は謙也の名前を言っときながら
実は千歳にしてたってことよね??
謙也への仕打ちが酷すぎて泣ける、、、
謙也は大人なので(?)「お膳立てしといたで」と千歳に譲りますが、
まじで怒っていいと思う、謙也も謙也推しの方も。

そんなこんなで千歳が出ることになり試合が始まるのですが
ここで我らが白石部長から、あの常識人の白石部長から驚愕の発言が飛び出します。

「財前!この試合、手塚と千歳の一騎打ちになる。千歳の才気煥発の極みはダブルスでは効果を発揮せえへん。この意味わかるな??サーブとレシーブ以外はコートの外へ出え。2対1でも病むを得ん。千歳の才気煥発の極みで手塚の百錬自得を止める。」

え、、、白石部長今何て?!今何て言ったの?!
あの常識人の白石部長ですよ??!
敵校の悪口を言う部員をビシっと叱る白石部長ですよ??!!
テニスにおけるダブルスの根幹を揺るがす発言をしましたよね!?

そうこの試合まさかの
ダブルスなのにシングルスになります。
(意味が分からない)

言ってる自分も意味が分からないよ?!!?!
ていうかこの変則ダブルスの元凶はお前か!白石!!!
テニプリにおける数少ない常識人だと思っていたのだがどうやら信頼できるのは越前くらいしかいないらしい。

このびっくり展開を表情を崩さず聞く手塚ですが、それとなく乾に問いかけると
「俺も下がるとしよう、、、。間近でお前のデータが取れればそれでいい。」
おいおいおいおいおいおいおいおい、普通に考えて1人に対して2人で戦った方が有利なんですけど、、、手塚つっこまんかい。
試合開始前から、コートから捌ける乾と財前。
真剣に向き合う手塚と千歳ですが、笑いが止まらないよこんな展開!!

大石「この試合ダブルスではあるけれど、、、」
不二「うん、、事実上のシングルスマッチになるだろうね」

あ、、、うん、、、すいません、、、。私がおかしかったね、、、と何事もなかったかのようにみなさん平然としております。これはもうこういうものだと思い込むしかないですね。

さて、千歳の才気煥発の極みですが、無我のオーラを使って頭脳を活性化させ、一球ごとの戦略パターンを瞬時にシュミレートするため最短何球目でポイントが決まるのか見極めることができます。

最初に宣言されたのは42球。
さすがに長すぎるので謙也からもツッコみが入ります。コートの外で立っていた財前くんも
なんぼなんでも時間かかりすぎーーーと不満げな様子。
業を煮やした財前くん。白石部長の指示を無視してポーチに出ます。
桃ちゃん「財前の野郎、ポーチに出やがった!」とまるで財前くんが卑怯みたいな言い方ですが、
これはダブルスです。財前くんがポーチに出るのは何ら間違ったことではありません。
しかし、打ち返そうとしたところで球が消え、呆然とする財前くん。
おそらく原作で一番財前くんの見せ場(?)。この時の財前くんの顔一生忘れない。


謙也と違って試合には出たものの、四天宝寺戦で一番犠牲になったのは
彼ではないでしょうか、、、、?

財前くんの活躍も虚しく、本当に42球で決まってしまいました。
次は61球です。61って長いよ!!財前くんが出てくるのも分かるわ。

61球で決まると思われていたのにネットにかかった打球はなぜかシュルシュルとネットを上がって千歳側に落ちます笑
魔法を使っているとしか思えん笑
手塚は才気煥発の極をついに破ります。
才気煥発、意外と短い運命でした。なぜか風景は青空の中、水の上で試合をしております。

なんと手塚は才気煥発の極みを会得し、1球で決めます。才気煥発の極みと百錬自得の極みは共存できるらしいです。
見守る跡部様
「宿敵(友)よ、強くあれ!」
なんだよ、跡部。手塚のこと好きすぎやん。
しかも画面いっぱいにセリフがww

ということでなんともあっさり
6-1で手塚(と乾)が勝ちます。

裏ではもう一つの準決勝
立海VS名古屋聖徳なのですが、伝説の赤也の磔場面です。何をどうやったらテニスで人を磔にできるんだ?!!



06 一球勝負!




リリアデントクラウザーにボロボロにされた
赤也ですが、柳生のワカメ野郎発言に反応し、
悪魔化。
クラウザーくんは赤也にボロボロにされます。
ちなみにここまでで、立海は1-2で負けているのですが、実は最初の2戦は赤也を本気にさせるためにわざと負けていたのです。

なんという小細工。

それより、さっさと3勝した方がエコでは??笑
もし赤也が負けてたら決勝に行けないのに。

ちなみに私はここでボロボロにされたクラウザーくんが新テニで活躍してるのが嬉しいです。
良かったね。


さて、青学対四天宝寺ですが、
試合は終わりみんなでワチャワチャしてます。
比嘉とは群れなかったあたり、四天宝寺は
優遇されてる気がします。
初期の頃の不動峰や六角的な新たな兄弟校ポジションに成り上がりました。

千歳は手塚にミユキに優勝おめでとうと言ってくれと頼みますが、手塚は頑なに拒否。笑
いや、なんで?!!ひとことぐらいおめでとうって言ってあげればいいものを、、、。
ドロボーの兄ちゃんの響きが相当気に入らなかったのか笑
(アナザーストーリーでは言ってあげてましたね)


試合も終わり四天宝寺は退散、、、と
なるところで
金ちゃん「あれ、ワイは??」
先輩方にとっては切ない一言です。

コシマエと試合する!!
と駄々をこねる金ちゃんに
白石「あきらめるんや、金ちゃん!!残念やけど人生には思い通りにならんこともあるんや。」

毒手出さずとも金ちゃんを諫める部長、、、。
かっこいいです、、、!!!
白石に怒られたい。

さすがの金ちゃんも白石にこう言われたら黙るしかありません。
そこへ、金ちゃんが静岡で出会った堀尾の兄が登場し、やってあげてよ!!!と越前に頼みます。
まさかの全然関係ない人(越前にとっては)出てきて、あっさりOKするという、、。青学の先輩誰か止めて笑

一球勝負といえど、この2人の一球勝負が一球で終わるわけなく、、

白石の話によると金ちゃんは四天宝寺で一番強い。それなら、S3あたりで金ちゃん出しといたほうが良かったのでは??
まあ2-2でもつれた時の切り札だったのかもしれませんが、、、

無我の境地の副作用で動けなくなった越前に
金ちゃんはスーパーウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐でとどめを刺します。
金ちゃんの勝ちかと思われましたが、
砂煙の中実は越前がサムライドライブで返していてボールは真っ二つ。
両者引き分けとなりました。
ここの越前の作画が良すぎてイケメンすぎます。
普段、先輩たちの中にいる越前が金ちゃんと話してるのもちょっと口調が違って可愛い!!
当初、主人公になるはずだった金ちゃんだから
新テニではリョーマとちゃんとした試合あるのかなあ、、、。


その後は焼肉に向かう青学一行。立海は試合後も練習です。
そういえば焼肉の王子さまは立海だけいなかったなあ。

オーディオコメンタリーは六角です!
サエさんが大好きなので嬉しい!
葵くん、バネさん、ダビデのわちゃわちゃをまとめるサエさんがイケメンすぎました笑
サエさんはなぜ新テニに出ていないのか、、
本人も全国に副部長として出て、オーディオコメンタリーまでしてるのに新テニに呼ばれなかったのは相当ショックだったことでしょう笑

無駄様と無駄のない男の絡みが観たいです、、。
というか、六角のコメンタリー、ほぼほぼ試合の解説はしてません!!!!笑
サエさんの才気煥発の極み、、、佐伯煥発の極み、、、。サエさん原作では絶妙に弱かったので、勝ち描写が観たいです。

ではOVAの感想は以上です!
Semifinal以外も手に入れましたら感想書きたいと思います。