見出し画像

人生は決断の連続だ!!

バンクーバーで暮らし始めて、もうすぐ2年になるAnneといいます!今回、新しいことを何か始めてみようと思って、慣れないながらに書き始めています。


その新しいことを始めてみようと思ったきっかけが、まさかのコロナウイルスでした。世界的にこれはもはやいつ収束するのか誰にも分らない、どう解決すればいいかどの国も混乱と混沌に陥っている状況の中でも、きっと何かできることがあると思ったのが理由の一つです。

自分の思いを発信すること、それと同時に自分の気持ちも整理すること、
それがきっと自分の財産になるのではないかと考えています。

と前向きなように書いていますが、実際は今悩みすぎてお腹が痛いぐらい考えている別のことがあります。


バンクーバーに住んでいると書きましたが、実は正確に言うと今は一時帰国のため、日本に帰ってきているのです。

私が帰国したのは3月上旬。まだその頃はコロナウイルスはアジアの話で、カナダから出る時には上司から「日本、気をつけなよ」と言われたぐらいでした。やはり日本に行くことに警戒する人もいましたが、その時の私は1年半ぶりに家族や友達に会えることが楽しみすぎてとても自分の決断を止めようとは思えませんでした。


自体が一気に変わったのは3月17日、カナダが国境を封鎖することを発表した時からです。
本来の予定では、私は3月23日にバンクーバーに戻るつもりでしたが、このニュースが入ったことにより、私の予定は狂い始めました。

とにかく国境が開くまでは帰れない。しばらくは日本にいるしかない。
それでも、家族と一緒にいることはできるし、実家は最高。バケーションがちょっと伸びた。ぐらいにしかとらえていませんでした。


しかし、その後日本でも状況が深刻化していき、カナダの発表の翌週には東京での患者数が徐々に増えていきました。

3月26日には、カナダ政府が就労ビザや学生ビザを持っている人は入国できる。というように制限を少しずつ変えたことにより、事実上、就労ビザを持っている私はカナダに入国することができます。

しかし、世界的な状況、国内の感染者の増加傾向などを見ていると、とても今移動したいという気持ちにはなれず。


航空券も調べてみましたが、やはり片道で取ろうとすると15万、20万近くかかってしまうのが現状でした。

でも、このまま日本にいれば、もっともっと感染者数が増えて、事実上の封鎖が行われる日も遠くはありません。
そうなると、カナダ政府はさらに入国制限を強めることは、今までのスピーディーな政策からしても明らか。

そうなると、私は一体いつ帰れるのか、もし帰れたとしても自己隔離の2週間があり、その後働き始められたとしても、感染のリスクにおびえながらの生活になる。

私の場合、就労ビザがあるので、働かなくてはいけない。

けど、事実上働くことのできない状況にある。

もし、シフトをもらえて働けたとしても、接客業なので不特定多数の人と接することになる。

そうなると、いつ自分がコロナに感染するか分からない

それは本当に怖い。



でも、このまま日本にいてもできることはなくて、なんのために大金をはたいて就労ビザを取得したのか、日本にいる間の自分にできることなんて限りがある。実家で、楽して暮らしているだけで、これじゃあどうしても納得がいかない。

という、答えのない悩みをぐるぐる抱えているわけで。

どの道を選ぶのが正解なのか、どうすればいいのか本当に分からないからこそ、こうやって文字に起こして発信することで、少しでも自分の気持ちを整理できるきっかけにできればいいなと考えている。

大人になって気付いたことの一つに、友達や家族に相談しても得られる答えは必ずしも自分が納得できるものではないかもしれないということで、そうなると、こういう問題に直面した時には結局自分がどうするか、どうしたいかをしっかり向き合って、考えて納得できる答えを生み出していく必要があるんだと気付いた。


だから今、私はいろいろな情報を収集しながら、自分の中で納得のできる方法を見つけようとしている。

けど、このコロナに関する情報はあふれているわりに、信ぴょう性がどれも低く、混乱していて、判断を下すことが本当に難しい。

インターネット一つで問題を解決できるはずの世の中だからこそ、情報が錯綜している今はさらに混乱しやすくなってしまうのだと思う。

だから、正しい決断をしようとするんじゃなくて、自分が納得して、自分がベストだと信じて進める道を見つけられるようになりたいと思います。

なんだか初めて書いたにしては文章が重すぎるかもしれないけど、今、感じたことを正直書いていくことが、しばらくした時に自分を見直す材料になるのかもしれないと感じています。


写真はまだコロナなんかで騒がれる前のバンクーバーの夕暮れ

画像1



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?