OLL覚えたい→覚えました！

スピードキューブ3×3の解法のひとつ、CFOPはCross、F2L、OLL、PLLの4つの工程で成り立っています。そのうちOLLは57手順、このOLL暗記に苦労したという記録です。

スピードキューブを初めて9ヶ月ほど、先日記事にしたみなとみらいの大会に息子たちが参加しました。そこではキューバーたちの熱気を直に感じられ（会場蒸し暑かったな）、私自身ももっと速くなりたいというモチベーションがとても高まった大会でした。そこでかねてから思案していたOLLの暗記に本腰を入れて取り掛かることにしました。

覚え方ですが、私はひたすら回して覚えるというやり方でした。学生のときもひたすらノートに何度も書いて覚える戦法だったのでそれしか知らないとも言えます(笑)一足先にOLLを覚えていた長男に助言を求めましたが、長男は全部が丸暗記ではなかったと言うのです。こうしたら揃うんじゃないかと考えてできたオリジナル手順があるらしいのです。なにそれそんなんできるの。全然参考になりません。私には無理そう…ということでやはり地道に覚えることにしました。

ひたすら同じ手順を何度も回す作業（苦行）が始まりました。きつい、何がきついって頭に入らない。いや入ったはずのものがこぼれ落ちていく。なぜなのか、これはもう歳のせいにしたい。言い訳しか出てこない。1日1OLLを覚えることを目標にしましたが、達成出来ない日も多くありました。途中からはOLLトレーニングも始め手順の定着をはかりました。ソルブ中慌てて回すと間違えるので、タイムが遅くなっても正確に回すことを心掛けました。

そして1ヶ月強の日数をかけてOLLの全暗記が終わりました！やりました！辛かった(笑)全部覚えたとはいっても回すのが遅いもの、間違えやすいものがまだあるので引き続き練習はしていこうと思いますが、とにかく達成感がすごい。自分の覚えの悪さに落ち込んだときもあったのですが、Twitterでつぶやいてしまったので引き返せなくて頑張りました。そして何より憧れの1lookOLLが出来て、今とても嬉しいです。キューブを楽しんでいるけど暗記が辛いなという方に、こんな苦労した人もいるんだなと思ってもらえたらいいなとこの記事を書きました。ただスピードキューブ、他にももっと膨大な暗記が必要な手順もあるんですよね。傍から見るとあっさり覚えたように見える人にもその人の努力があるはず。キューブを頑張っているみなさんにエールを送ります。ではみなさんよいキューブライフを！