電流と磁界

雷が落ちると、そこにあった石が磁石になる、そんなことが昔からあったらしい。

また、その方位磁針の近くで、雷がなると方位磁針の針の向きが変化する、のようなことがあると

そんなところから、電流は磁石に何か影響を与えているのでは?

では、実験

電流を流した回路の導線に方位磁針を近づける

ほとんど動かない。

でも、少しだけ動く、これをたくさん動かすためには…

電流を大きくすれば良い?
でも、どうやって

ここで、オームの法則
電圧=電流✖️抵抗

1 電源の電圧そのものを大きくする。(電圧を上げれば電流も上がる)
2 抵抗をできるだけ小さくして、電流の値を大きくする。(電圧が変わらなくて、抵抗が小さければ電流が勝手に大きくなる)

昔の科学者は、第3の方法を編み出した。
これが、回路を重ねると言うもの
1つの回路で弱いなら何個も回路を重ねて大きくすればよいのでは?

でも問題になるのは、回路の導線は重ねたら一つの導線になってしまう。
そこで、導線に布みたいな電気を通さないものをを巻いてグルグル巻いた。
これがコイル
コイルは必ずエナメル線(今は、ホルマル線?ポリ銅線?)をつかうのはこの理由

コイルを使って、電気を流すとコイルが磁石になった。さらに、コイルの中に鉄などの磁界を集めるものを入れるとさらに強い磁石になって、これを電磁石とよぶ。

この実験は、子供の科学2023年3月号にも理論とともに掲載されている。

そして、次は発電機に(続く?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?