静電気の基礎知識
静電気は、異なる物体が擦れることで起こる
物体によって、+になりやすいもの、−になりやすいものがある(帯電列表を参照)
電気を通しやすいもの(導体)には、静電気はたまりにくい
電気を通しにくい(不導体・絶縁体) +になりやすいもの と − になりやすいもの をこすり合わせると、電気が溜まり(帯電)やすく、静電気が起こりやすくなる
静電気の正体は、電子の移動 電子は−の電気を帯びており、陽子は+の電気を帯びている
電子は、陽子に比べて、非常に小さいため、移動が容易である
衣服の組み合わせで、+になりやすいものと、−になりやすいものの組み合わせで静電気が起こりやすいかが決まる
空気中の水分は、空気が湿っていると、そちらに電子が移動するため、静電気は起きづらい
日本の夏は多湿なので、静電気は起きにくいが、40℃近くある砂漠では静電気が起きやすい(ただし、暑くて重ね着をしないので、服同士がこすり合わされないので、静電気を感じづらい)
静電気を防止するためには
1 衣服の組み合わせ
2 湿度を上げる(加湿・霧吹き・静電気防止スプレーなど)
3 導体(金属)を触って電気を先に流す(ドアノブには鍵などで先に触る・ガソリンスタンドで静電気除去のシートに触る)
ガソリンスタンドの静電気除去のプラスチックには、金属が練り込まれているそうです。
https://gazoo.com/column/daily/20/01/25/
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