見出し画像

人の運動システムはどう作動するのか?


元・理学療法士のカムルです。
退職後も人の運動や運動変化に興味を持っています。

 医学系の学校では解剖学や生理学、運動学などを通して身体の構造と各部位、組織、器官の働きを学びます。
 結果、脳をコンピュータにたとえて、「脳が運動を変化させる」と説明されています。
 人の運動システムもまるで機械仕掛けのロボットのように、各組織・器官には決められた役割があって、それぞれがうまく働いて全体として適応的に動いていると理解します。

カムルとその仲間

 これらの知識を活用して、機械の修理と同じように「悪いところを探して治して、元通りにする」という治療の方針を持ちます。
 もちろんこれでうまくいく部分も大きいのです。たとえば整形疾患など。
でも脳性運動障害となると違っているのではないか。
 どうも脳の働きは学校で仮定されたもの、教えられたものとはかなり違っているのではないか?全体の作動もかなり機械とは異なったものではないかと思います。
 だから何とか腑に落ちる説明をしたい!自分を納得させたい(^^;)そして脳性運動障害に対する適切なリハビリを考えてみたい!これが僕の希望です。

著書「PT・OTが現場ですぐに使えるリハビリのコミュ力」(金原出版)その他Kindle出版で8冊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?