コロンビアニュース#2 デモ隊暴徒化、輸入衣料関税引き上げ、闘牛禁止法案否決


今日はコロンビアで報じられているニュースを何点か取り上げたいと思います。


大統領選前に定期的にコロンビアニュースを取り上げようと思っていましたがこの手のブログは今回が2回目・・・(´・ω・`)


だめですねぇ。三日坊主にすらなりませんでした・・・笑


まぁ毎日面白いニュースがあるわけではないのでこれからもマイペースに需要のないであろうコロンビアニュースの紹介を行っていこうと思っております。


 


トランスミレニオの駅で性暴力 ボゴタでデモ行進


先日、17歳の女性が首都ボゴタの路線バス"トランスミレニオ”の駅で性暴力を受けたことをSNSを通じて発信。警察に被害届を提出しようとしたところ、未成年だからという理由?で被害届を出させてもらえなかったことを報告しました。


被害者であるヒラリーは、ペトロ大統領の選挙活動にも関わっていた人物で知名度があったのでこの出来事は瞬く間に拡散し、後日この性的暴力と警察の対応に抗議するために首都ボゴタでフェミニストグループを中心とする人たちによる大きなデモ行進が行われたんです。


これまでは納得の話なんですが、問題となっているのはこの抗議デモのやり方。多くの人はプラカードを持って平和的に行進している一方で、一部が暴徒化したんです(コロンビアでよくあるやつ)。めざし帽をかぶってトランスミレニオの駅のガラスを割ったりトランスミレニオのバスにスプレーで落書きしたりとやりたい放題暴れており、これが影響して一部のトランスミレニオの運行がストップしてしまったそうです。


中にはトップレスで駅のガラスに石を投げつけてる女性もいたりと、拡散されている映像はなかなか衝撃的で目を疑うものでありました・・・・。

https://twitter.com/EmelRojasC/status/1588297866677821440?s=20&t=Gm3eD6Z-5l8y5n9wcMMRtw

トランスミレニオで静的暴力があったことは確かですが、トランスミレニオ自体に罪はないのにねぇ・・・。


ボゴタでデモが行われるたびに壊される駅・・・これを直すのにどれくらい税金が使われるんでしょう。そしてフェミニストの方も、こういう過激なことをやったらフェミニストのイメージが悪くなっちゃうことは考えないのでしょうか・・・。ちょっとよく分からない世界です・・・・。


 


衣類の関税引き上げか?


8月からコロンビアの大統領に就任した左派のペトロ大統領。どうやら輸入衣類の関税を15%から40%に引き上げるという提案をしたみたいです。理由は国内の雇用と産業を守るため。


関税の協定を結んでいる国(多分アメリカも)に対しては関税引き上げできないみたいですが、どうなんでしょうね。国連で資本主義の仕組みを否定する発言もしていたペトロ大統領ですが、どうか閉鎖的が度を過ぎてお隣の国みたいにはならないで欲しいです。(ならないとは思っていますが)


 


闘牛禁止法案、教会に課税法案、秘訣


スペイン領だった過去もあるコロンビアでは闘牛は合法。大きな街では闘牛場が解体されたりして闘牛が行われることはほとんどありませんが小さな村では今でも村人の娯楽として闘牛が行われています。動物愛護の観点から反対の声も多くあり、闘牛を禁止する法案まで上がってくるようになりましたが今回も残念ながら否決したようです。個人的には私は闘牛・牛追いは反対です。伝統だからと言って反対派の意見を鼻で笑う人もいますが、だったら400年前の伝統を受け継いで人柱として土の中に埋まってて欲しいです。(ちょっと違う?)


あともう一つは教会に課税する法案です。カトリック信仰の強いコロンビアでは教会の運営?に税金はかかりません。神に課税するなんてけしからん!って感じなんでしょうかね。しかし近年では若者を中心に信仰も薄れてきており、そう言った人から「教会だけ税金払わないなんてずるくね?」という意見が上がっているのです。ペトロ大統領は選挙活動中に教会への課税に前向きな姿勢を示していましたがどうやらこの法案も今回否決されたようです。


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