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私の強みを考えてみたら三つ子の魂百までだった話

「自分の強みは何ですか?」
就活でも聞かれるようなありきたりな質問だが、明確に答えるのって意外と難しい。職業柄、自分のタイプや強みを考える機会は多いが、あまり深掘りはしてこなかった。そして拗らせているゆえ褒められても「人並みです」「逆にこういうところ弱み何です」と素直に受け取れず否定してしまうことも多い。
自分の強みは個人の中で探すというより他者との関わりの中で見えてくるもの。子どもと1対1の生活になると自分が何者なのか忘れてしまいそうなので、ここまでの人生や仕事の経験を思い返して、自分はこういう人間である、ということを整理してみた。

客観的評価×主観的評価

強みを考えるとき、参考になるのは客観的な分析のデータである。
自己分析ツールとしてはストレングスファインダー16personalitiesが有名で、最近はエムグラムも流行っている。ストレングスファインダー以外はやったことがあるが、今回はストレングスファインダーに近い結果が無料で出せるというグットポイント診断を元に自分の客観的評価を出すことにした。

また客観的評価だけだと、確かにそういうところあるかも!で終わってしまいがちなので、結果を見る前にこれまでの経験やそれで得たもの、活かせた力を自分なりにまとめて強みや志向をまとめて、客観的データと突き合わせることにした。

◯で囲まれたのがグットポイント診断の5つの特徴。□で囲んだのが強みや特徴があらわれる具体的行動、雲◯は自分の志向。自分で考えた強みと大きくズレはなく、5つのグットポイントを主軸に自分の特徴を考えられていた。

私の特徴
◆柔軟性…好奇心旺盛でいろんなことに興味がある。自分でやり方を考えて実行するのが好き(0→1ではなく1→10)
◆自立性…自分の意見を伝えられる。自分がやると決めたことには一直線で取り組める。
◆決断力…グダグダ考えず、その時の最適解を明確に出すことが出来る
◆感受性…人の気持ちの変化に敏感に気づける
◆高揚性…感情の高まりを表現し、周りを巻き込むことが出来る。相手の感情に訴えることが出来る。


グットポイントでは出てこなかったが今の職場でよく強みと言われるので、
◆責任感…きっちりやる。コツコツやる。リスク回避がうまい。
自分では意識できていないが周りからそう見えているというポイントとして追加している。

幼少期の素質は形や言葉を変えて今の強みにつながる

自分の強みを経験から振り返るために、保育園、幼稚園で先生がコメントをくれていた出席シール帳やお誕生日BOOKを引っ張り出してみた。するとそこにはそっくりそのまま、分析結果につながるコメントがたくさん。

幼稚園の頃に先生からいただいたコメント。
「思ったことや感じたことをどんどんおはなしできる」「こうしたらいいな、ああしたらいいななど気づいたことなどを行動にうつせる」
…整理した強みにそのままつながっている。
(ついてでおしゃべり大好き!歌も大好き!も変わらない…)
保育園での月1コメントでも「負けず嫌い」「褒められたり、応援されると頑張れる」など今もそのままの特徴が。
「小さい頃は引っ込み思案だったけど、今は活発になって…」など何かきっかけがあって幼少期と大きく変わる部分もあると思う。私は小さい頃は母から離れられない、一人で行動できないと心配されたそうだが、今や営業で知らない人に話まくっているのが信じられないとよく言われる。(まぁ、好きでやっているというか仕事だからやっているんだけど)
だが今の強みと、過去の自分の特徴を振り返っていく中で、「何だ、私昔からそういう素質だったんだ」と思うことの方が多かった。
三つ子の魂百まで、とはまさにこのことだと思う自己分析だった。

得意をいかして働く

私はサクちゃんさんの世界は「夢組」と「叶え組」でできているの考え方が大好きだ。私は叶え組。やりがいのある仕事はしたいし、誰かの役には立ちたいけど、自分がとてつもない情熱を注げるほどの好きなことはない。
だからこそ自分の得意と強みはしっかりと把握し、この力でどんな人の、どんな組織のお役に立てるのかを考えて働き続けていきたい。


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