02ストーンチェアキャンプ場デッキ全景

伊豆稲取のキャンプ場コンサルティング記録 その2(最初にやったこと)

日本オートキャンプ協会公認オートキャンプインストラクターの西村イッセイです。更新が非常に空いてしまって大変申し訳ございません。キャンプ場、本当に忙しかったのです!その忙しいお盆も過ぎ、秋キャンプの集客を考えているところです。

2019年9月14日(土)~15日(日)にて、初心者キャンプ体験会を開催します。
もしご興味あればぜひお問合せください。

さて、しばらくは3月からGW前までに行ったことを書いていこうと思います。今回は、サイト番号の確定。

サイト番号の確定ってどういうこと?

皆さん、キャンプ場にいくとチェックイン時に「サイトはXX番です」と言われると思います。ストーンチェアキャンプ場にももちろんサイトマップとサイト番号ありました。それがこちら。

一部抜粋なのですが、私はこのサイトマップみたとき、びっくりしました。
これをもとに、オーナーとキャンプ場を見て回ったのが2月末。オーナーに「3番はどこですか?」と聞いても、「たぶん埋もれちゃってますね」と。
(7,8は存在すらしません。)
この図だけで昨年のGWを乗り切ったってどうやったのでしょうか?
聞いてみると「サイト割はせず、来客順にテントを張ってもらい、テント人張りで1サイト分の料金を取っていた」とのこと。これではどれだけ予約を取ればよいのかわかりません。また、よく見てみると、上図の15,16サイトに2組はとても入りません。25年前に作られたキャンプ場、規格はやはり昔サイズです。そこで、まずはすべてのサイトを計測、明確化し、新たにサイト番号を振りなおす必要があることに気づきました。

ちなみに上図はキャンプ場ができたときのサイトマップ(パンフレット用)
これをみて、なるほどと思える区画もあるのですが、今では竹が生え形が変わってしまっています。

サイトを計測する

4月のある日、全サイトのサイズを測りました。
地道に1サイトずつ縦横を測ります。
ちなみに測るために買ったものはこちら

計測しているサイトはこちらです。みなさん、どこからどこまでサイトかわかりますか?

計測し、面積計算や使い勝手(段差がある、細長いなど)を考え、当初の図ですと50サイトあったものを46サイトまで減らしました。
46サイトのうち、4サイトはバイクソロ用、6サイトが電源サイトです。
複数組用のサイトがあるため、予約の運用としては39サイトとしています。そしてサイト番号を振りGWに向けてつくったサイトマップがこちら。

この図は印刷してお客様に配布しています。(カラー印刷でも6円くらいで刷れるのは驚きです。)

現在は、E1/2を電源化したり、(実はE9やE26,27もリクエストベースで電源化しています)E24はできるだけ子供の遊び場として開けていたり、運用面での工夫はありますが、サイト区画はこの通り運用しています。

最近、重機をいれE3サイトをソロサイトから通常サイトの広さへ変更しました。キャンプ場は繁忙期にどれだけ稼げるかが収益のポイント。1サイト多くのご予約を受けられるだけでも大変助かります。

次はサイトにサイト番号の札をつけることが課題です。

引き続きストーンチェアキャンプ場の応援お願いします。

キャンパーがよりキャンプを楽しめるようにするために活動しています。 キャンプ場のことならなんでもご相談ください 応援よろしくお願いします