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日記6日目 岐阜旅行③岐阜城&名古屋

書きたいことが多すぎて、なんと3回に渡ってしまった岐阜旅行記も今回が最終回です。


山の上の城 岐阜城

飛騨高山から岐阜市内へ移動して、岐阜城へ。岐阜城は斎藤道三・織田信長の居城だったことでも有名なお城で、金華山の山頂に位置する山城。

山頂にあるとはいえ、ロープウエイで登れるからと軽い気持ちで登ったら、ロープウエイの駅から10分くらい山道を歩くことになり、こんなはずじゃ…と、下調べしなかったことをまた後悔。

でもところどころに解説の看板が立っていたり、濃尾平野を見下ろせたりとたのしくミニハイキングすることができました。

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コロナの影響で岐阜城の中は入れなかったけど、絶景と歴史を堪能できて満足!


予想以上の面白さ ノリタケの森

岐阜市内で1泊した後、最終日は朝10時前には名古屋へ出発。せっかく名古屋を通るから、ひつまぶしや味噌煮込みうどんを食べようかと思ったけど、それまでの2日間で食べ過ぎて全然お腹に余裕がなかったので、急遽方針転換してノリタケの森へ。

ノリタケの森は洋食器のノリタケが作った陶磁器の製造やノリタケの歴史について学べる複合施設で、名古屋駅から徒歩15分くらいなのに、広い敷地に豊かな緑と製造工程やノリタケのコレクションが見学できる贅沢な場所。

正直、時間つぶしのために行ったんだけど、これがもう予想以上に最高すぎた!

ノリタケの創業者森村市左衛門の鎖国解消後の日本から金が流出したことを憂い、「輸出貿易によって外貨を獲得することが必要だ」という志の元、一から陶磁器を作り、世界中に知られるブランドにした技術力と信念にまず感動。

さらに、陶磁器を作る過程で磨き上げた「粉砕」「混練」「成形」「焼成」「印刷」という技術を新規事業に活用していったことで、TOTOや日本碍子が生まれたということを知り、日本の礎を築いた企業だったのか!とさらに感動。

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自分が今会社で新規事業担当をしていることもあり、自社の技術を時代の変化に合わせてどう活用していくのかというのは非常に興味があるし、常に考えていることではあるけど、ここまでわかりやすく上手に活用している例はめったに出会えないので、夢中で見学してしまった。

うちの部員全員で見学に来てもいいんじゃないかと思うほどに、志×実行力×時代を読む目が詰まっていて、最高の工場見学だった。

最後の最後にまさかこんなに感動するとは思わなかったけど、うれしい誤算でした。本当に行ってよかった!


歴史と産業が詰まった東海地方、本当に発見が多く楽しい旅行で、密度が濃いエリアだなと実感できました!

次はどこに行こうかな♪

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