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額にはこだわりを

今回は額縁のことをお話しできればと思います。

ミニ額を集めるのが密かな趣味です。
我が家のリビングにはミニ額コーナーというものがありまして、せっせと集めていったミニ額がランダムに飾ってあります。
(中には既製のものもあります)
このスペースは私もすごくお気に入りの場所です。

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ミニ額。
額縁屋さんが、額縁を作る際に出た端材で作ったものです。
なので、サイズが本当にまちまちで面白く。
素材も、ユニークなものが多いので、見ていて飽きません。

気に入ったミニ額があると、先に買っておいて、絵は後から決めることが多いです。

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なので、カモコラージュを立ち上げたとき、とにかく額縁はきちんとしたものをと思っていました。
絵にとって額は、ものすごくものすごく大事です。

安価な額はすぐに分かります。
否定はしませんが、安価なもので揃えてしまうと、イケアのショールームみたいになってしまいます。
それは避けたいところ。


今回、roomsに向けてA1サイズの展開をしたのですが、きちんとした、そして個性的な額を求めました。
そこで、いつも木製額を作ってくださっている「FLANGE plywood」さんにオーダーで作っていただくことにしました。

フランジさんの新しいライン「ERRORS」というシリーズ。

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木工の製作過程において出てくる端材たち。
規則正しく並ぶ丸ノコのドット跡、塗装で飛び散ったペンキのしぶき、電鋸で切り刻まれた直線の跡。

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代表の上田さんは、一つ一つできた偶然の端材に着目して、美しさを見だしたのだそう。
そして、これらに製品としての役割を与えて見たらどうなるのか。
そんな作り手としての興味から、実験のようなつもりで「ERRORS」という新しいラインが誕生したのだそう。
本来なら捨てるはずの端材を、見事にリユースしてこのような唯一無二の素晴らしい家具に!

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この見た目もコンセプトも、すごく好きで。
今の時代に合っている感じがします。

早速、工房を構えていらっしゃる横浜に。

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打ち合わせの際、その場で丁寧に図面を書いてくださいました。

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仕上がりは1ヶ月後。
ものすごく楽しみに待っていました。

オーダー数は4点。


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そして、このような素晴らしいA1作品が誕生しました。

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カモコラージュは絵画の「コラージュ」 。
ERRORSは端材の「コラージュ」。

お互いの「コラージュ」の世界が見事にマッチした感じがします。

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こちらも、今後マイペースに展開をしていこうと考えています。 


A1サイズの絵画にご興味のある方は是非ご連絡いただければと思います。
お値段は要相談となります。


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