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令和5年5月29日月曜日(旧暦卯月十日) 燕去る 鹿革のポーチ 鹿の精肉 サンクチュアリ

5時起床。
雨の匂い。
カーテンを開けるとまだ雨は降ってないけど、雲におおわれた空。
夫も一緒に起きる。
今日も7時から請負の田植え。
あともう少しあるそうだけど、今週は雨予報が続いている。
食パンと豆乳丸パン、ヴィエノワにバナナヨーグルトとコーヒーの朝食を用意。
田の水は、雨が降りそうなのでこのまま水を入れずにしようと話す。
夫を見送り、洗濯機を回しながら掃除。
シーツも洗う。
昨夜、飼い猫のハル(今年16歳)が布団におしっこをしたので。
便秘がちな子で、ウンチをそこら辺にするのはいつものことだけれど、おしっこをトイレではないところにするのは多分ストレス。
通い猫のシロッコ(勝手に命名)の気配が嫌なんだろう。
掃除の合間にドクダミの花を摘む。
これはお酒に漬けて、虫除けを作りたくて。
可愛いお花、摘むのが可哀想な気もするけど。
その人に必要な植物などは自然と生活圏内に育ってると言うけれども、それをまだまだ活かせてない。
精米をする。
雨が続くと出来ないので、少し多めに。
精米機を置いている納屋の戸のすぐ上に、燕が巣を作っている。
ほぼ完成しているようで中に入っている姿も見かけたが、その前でずっと精米機をかけていたら、その後戻ってくる気配がない。
夜まで気にかけて見に行ってみてもいない。
追い出しちゃったかな・・。
洋服の衣替えをする。
体にまとわりつく湿気、もう梅雨入りしたような、したのかな?
季節がどんどん先にいく。
目の前のやることもどんどん変化する。
夫が、今日は切りの良いところまでを終わらせて、午後からは田植えはなし、そのかわりお昼遅くなるとの連絡が入る。
お昼ご飯の用意をして帰ってくるまで、繕い物とずっと途中だった革のポーチを仕上げる。
自己流で縫い目も揃わず形も歪ながら、まあまあいいじゃん!と自分では思う。
その後「サンクチュアリ」という、Netflixのドラマが気になって加入する。
いろいろ観たいものがありそうだけど、観る時間があるのだろうか・・。
夫13時30分過ぎに帰宅。
今日は朝から肩の痛みが激しかったよう。
昨日の駆除の猟で、鹿を山から下ろすときに無理をしたのが原因らしい。
お昼ご飯は、鶏の唐揚げとお揚げ巾着玉子、かつお菜の煮浸しとキャラぶき、豆腐とお揚げとワカメのお味噌汁、昨日のグリーンピースご飯の残り。
日本茶と米粉のスノーボールクッキーを食後に。
これくらいのペースで、農作業と自分のことを出来たらいいね、と夫。
ほんとにそう。
夫は少し休憩してからデスクワーク。
わたしは精肉作業。
昨日の駆除の鹿を分けてもらったものは、山から下りて解体まで時間がかかり、あまりお肉の状態が良くないのでワンちゃん用にミンチにする。
その前の安田の鹿も、人にあげてそんなにないので、シンタマだけとって後はミンチに。
ミンチはすぐに、ボロネーゼ(今回はトマト缶を使わずにやってみる)と、残りは玉ねぎを入れて具にして、明日肉まんを作ってみよう。
猪の肉も少しあったので、こちらはカレーにする。
夫は夕方から市役所で、市長と地域おこし協力隊の卒業生のタウンミーティングに参加するため、シャワーを浴びて17時頃出る。
料理の仕込みが終わって、繕い物の続き。
シャワーを浴びて今日は一人ご飯。
先ほどの鹿ボロネーゼのパスタ(味は今ひとつ。何か一味欲しい)、ヴィエノワのパン、茹でスナップエンドウ。
白ワイン(フランス・ロワール地方のシャルドネ。作り手は"エリック・ルイ)一本を飲みながら翌朝6時までサンクチュアリを観る。
面白かった。
けれども、現実世界の物語の方が今のわたしには面白くて、外に物語を欲していないことがよく分かった。
そして、映像は情報と刺激が強い。






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