教師を辞めて踏み出した道
教師を辞める決意
大学を卒業し中学校教諭になり
汗と涙の必死の毎日。
教師を辞めようという
思いがよぎってから
決意に至るまでには
年月がかかりました。
「あともう少しだけ、
今、目の前にいる生徒達が
卒業式を迎える日までとにかくがんばろう。」
「あともう1年だけ、
また、新たな生徒との
出会いがあるからがんばってみよう。」
そんな自問自答を繰り返す日々でした。
私は、決して即断即決できるタイプではなく
人生の中で起きる様々な決断の際には
悩みに悩むタイプ。
だから、何かを始めることより、
辞める時期を決意をするまでは、
つらく、苦しみました。
やっぱり、
一度の人生
私らしくいられる道を選ぼう。
私は指導する役目より
サポートする仕事がしたい。
心に関わる仕事がしたい。
そんな思いが募り、
結局、12年続けた中学校教諭を
退職しました。
退職した後
退職した後のことは、
まだ未定、
という状況。
スクールカウンセラーになりたいという
漠然とした思いは抱きながらも
大学院に進んで心理の資格を取るには
ハードルが高く
心理学などを学びながら
今後をどうしようか考えていました。
その傍ら、収入を得るために、
全く経験のないリゾートホテルの
レストランでの予約・会計の仕事に
パートで就きました。
初めてのサービス業の世界。
いろいろ失敗して
フォローしてもらいながら
お客様へのおもてなしについて
学ばせてもらいました。
それは、
今の接客の原点となる
貴重な体験でした。
そして、
教師だった時は、常に仕事のことが
頭の中にあり、切り替えができなかったけれど
仕事とプライベートの時間の区切りがあり
風呂敷残業をしなくてもいい、
今までにはない新鮮な働き方ができた時間でも
ありました。
休日は、いろいろなセラピーや
自然療法を学んだり体験したりしました。
その中で
特に心と体に働きかける
アロマテラピーに惹かれて
学び始めました。
そして、タイミングよく
知人が地元の冊子に載っていた
ある記事を見せてくれました。
それは、頑張って働く女性を紹介する記事で、
ホテルのアロマテラピーサロンで
セラピストとして働く
一人の女性が載っていました。
人に触れるセラピストになるなんて
考えてもみなかったけれど
その記事を読んで、
そのセラピストの方に惹かれ、
会ってみたい、と思い、
採用の募集はしていなかったけれど
会ってお話を聴かせていただく
アポをとりました。
その一人の女性との出会いが
アロマセラピストの世界へ入る
きっかけとなりました。
本当にやりたいと思うなら
また、連絡くださいという言葉をいただき
それから半年後、
そのホテルのアロマテラピーサロンの
部署での採用が決まりました。
リゾートホテルのセラピスト
ホテルでアロマセラピストとして
採用されたものの
未経験者で何もかも初めて。
まずは、サロンの準備や片付け、
サロンが担っていたカフェの仕事などを
しながら、先輩の空き時間にトレーニングを
しても来ました。
お客様へ施術デビューしても
まだまだ上手くいかず
ひたすら経験を積む毎日。
とにかくたくさんのお客様に出会えた経験は、
ホテルに勤めたからこそできたこと。
その後、
パートから
正社員になり
部署の係長になり
いろいろあったけれど
振り返れば無我夢中で
そのホテルに13年間勤めていました。
開業
その後、関東のスパサロンでの修行を経て
地元で、アロマテラピーのプライベートサロン
を開業
念願の自分の店を持つことができました！
お店といっても、アパートの一室の
小さな隠れ屋的サロンですが、
本当にコロナ禍もお客様に支えられて
続けてくることができました。
来月で、開業してまる3年。
ここまでくるには、時間はかかったけれど
あの時間があったからこそ、と、
思えることもあり
振り返れば、あの時の選択は
私にはベストなタイミングだった。
と、今は思えたりしています。
教師を辞めた時には、
全く考えなかった今の働き方
でも、あの時
生徒と刻んだ時間が
私の仕事の原点
教師時代は、本当に余裕がなくて
生徒の表明的な部分しかみていなかったと思う。
思春期の生徒によくあるのは
素直な自分の一面や本音は隠す
先生に見せる面と友達に見せる面は違う！
と、いうこと。
そんな中で、生徒との人間関係作りには
壁にぶち当たりながらも
生徒の心の中にあるダイアモンドを
いかに見るか？
そんなことを考えるようになる
チャンスをもらいました。
＊
そこから、今、
私は、セラピストとして
第一印象とはまた違う
奥に秘めたその人の魅力、
本人も気づいていない魅力、
を引き出し、
あなたが人生を楽しむために
あなたの可能性を開くサポートをしたい
と、いう思いでいます。
身体に触れて、心に触れる
心を緩めて、身体を緩める
唯一無二の大切なあなただから
あなたの人生に幸せを感じるように
人生に寄り添いたい。
目の前の一人のお客様のために
全力を尽くす！
それがセラピストとしての
私のミッションです。
最後に
今、悩む人へのメッセージ
体や心が疲弊してしまう前に
考えてみてほしい。
あなたを大切にし
あなたの本音を大切にすると
拓けてくる道がある。
あなたの可能性は無限だから。
一歩踏み出した先には
今まで見えなかった道がある。
あなただからこそ
創り上げることができる
未来が待っている。
勇気を出して
自分を信じて
一歩を踏み出す
あなたを応援してます！
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