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#12 バイカル2日目

8月3日

バイカル湖でバタフライ

今日は朝から湖畔を散歩し、足を浸してみた。

冷たくて気持ちい。

本当は某書のタイトルっぽくバタフライをしてみたかったけど、
泳いでいいのかわからなかったし、そもそも僕はバタフライがうまくできないのだった。

ポドコヴァ

散歩を終えて、朝ご飯でも食べようと喫茶店に入ったら、

モレーノとリタが!

やっと会えたね! 満喫しているようだ。
今日僕が行こうとしているチェルスキーはもう行ってきたようだ。

あと一泊するようなので、今夜一緒にご飯を食べることにして別れた。


チェルスキー岩展望台

運動不足解消のため700mの頂上までリフトを使わずに登ってみた。
冬はスキー場になるらしく、文明の利器横目に登っていく。

時間あるときに体を動かしておかないと、
800kmのサンティアゴ巡礼が待っている。

山頂についた。

壮大なバイカル湖が目の前に広がっている。
いわゆる映える岩があってそこでみんな写真を撮っている。
シャーマン岩も見える。噂によるとパワースポットらしい。
よくわからんけどパワーをもらって、下山。凍った姿も見てみたいな。


湖畔にて。

ほんとは遊覧船とかのってなんちゃら島(スカイウォーカーの隠れ家的な)行きたかったけども、湖畔でのんびりがいい感じなので、いったん宿に戻って、宿の主人にキャンプ用の椅子を借りて湖畔でゆっくり本を読むことにした。

こうやって黄昏ながら本を読むのは旅らしい。
移動せず、とどまっているのもまた旅の醍醐味。

昨日も手紙を書いたけど、展望岩の帰りに寄ったお土産屋に、いい感じのポストカードがあったのでまた手紙を書いた。


ディナー

モレーノとリタと約束通りマヤークホテルの前で待ち合わせをして、湖畔のいい感じのレストランに入った。

二人は鉄道旅が好きで、イタリア国内はもちろん、日本もレイルパスを使ってローカル線で移動しまくったらしい。

国際大運動会前で東京は高かったので主に日本海側を移動していったらしい。

境港、金沢、新潟を特にお気にいったそうで、金沢は僕が前に泊まったゲストハウス「ポンギー」に泊まって、とてもよかったと言っていた。

長崎はまだ来たことないそうなので、来たら案内するよと言っておいた。


話は僕自身の旅の話題に。
僕が10月中旬ごろイタリアを旅していると言ったら、うちに来なよ!と言ってくれた!ローマに住んでいるというので1泊お世話になることにした。

こうやっていろんな形でつながるのはうれしいなぁ。

今回の旅で、昔うちに泊まりに来てくれたゲストも訪ねていくけれど、世界中に友達がいれば行く理由もできるし、安心して旅できる。

欧州でテロが起きるたび、気にかけて、心配できるひとがいる?っていうのは僕にとってすごく重要なことだ。


自分が海外にいて、日本にいる人に手紙を書いているのもそう。離れていても心がつながっているから、ちっとも寂しくない。

カレン族が言っていた。

寂しくなったら、星をみな。


バイカル湖畔にて。





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