#11　バイカル湖畔

8月2日

今日はイルクーツク市内を出て、バイカル湖畔の小さな町リストヴァンカへ移動。

念願のバイカル湖だ。

シベリア鉄道の車窓からも見えたが。

もはや海。とにかくでかい。

食堂車のお姉さんに教えてもらった観光列車で行く方法を調べたら
週末のみのツアー列車だったので、バスで行くことした。

せっかくだからレトロなトラム4番に乗り中央市場まで行ってみた。

中央市場

今回の旅の目的の一つ市場巡り。

カオスだ。急にアジア感が。メチェム（故郷）に似てるな。

小さいテント（日本のマルシェとかであるテント）がたくさん並んでる。

野菜とか魚、うわさのオームリも！
この町は魚料理が多そうだな。おぉ無理（笑）

ひと通り市場を満喫した後近くの喫茶店プラツカルトに入った。

中央市場からリストヴァンカ行きのミニバスが出ているそうなのだが、うまく発見できず、長距離バスターミナルから乗った。

524番のミニバスで約1時間30分。やはりロシアはでかい。

リストヴァンカ

ひたすら針葉樹林を切り分けたまっすぐな道を走り、12時過ぎについた。

すごい。湖畔がビーチになっていて、海の家が永遠と続いている。
街並みはログハウスが多い。夏と冬があるみたい。

とりあえずピロシキを確保だ。

聖ニコライ教会

なんと大浦天主堂よりも古い木造建築の教会があるというので行ってきた。

なんでも旅人の保護者聖ニコライが祭られているそう。

旅の安全を祈った。

日本人墓地

シベリア抑留で亡くなった日本人約60名が眠っている。

合掌。

ルースキーまで行こうとおもったけど、案外遠く、暑く、人も多かったので宿に戻って、また夕方でけることにした。

バイカル湖畔にて。

手紙を書いている。

彼女のいる町はいまごろ国際運動会が行われているらしい。

私の静かな抵抗として世界を旅している。なんともいい気分だ。

浜辺でビール。なんてのもたまにはいいね。