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#8 シベリア鉄道②

7月30日

シベリア鉄道2日目。

初めての夜行列車は眠れなかった。

船より揺れる!

おまけに寝返りがあまり打てず、寝相の悪い僕は落ちるんじゃないかとプレッシャーで眠れなかった。


現地時間8時過ぎ、ハバロフスク駅に着いたようだ。

ピロシキ様!

同居人はまだ寝ている。

行ないようにそっと部屋を出て、顔を洗い、サモワールと食堂車を確認してきた。

部屋へ戻る途中、車内販売を発見!ピロシキがあるではないか!

ロシア旅の必需品!無人島にもっていくならピロシキ!

と言われているほど私にとっては大変貴重なものである。

食堂車

食堂車が開いていたので、サモワールで入れた珈琲とピロシキを頬張りながら、車窓の景色をずっと眺めていた。

筆も進む。船旅だとせいぜい1日で終わってしまうが、シベリア鉄道はたっぷり時間がある!なんとも贅沢な時間の使いかただ。

結局、持ち込んだ食糧なんかをたべながら1日は過ぎていった。


同居人はというと、寝てばかりで、起きててもなんか交流できそうな雰囲気ではなかった。

明日はいろいろ聞いてみたいなと思うが。

食堂車も利用者が少なく、私もずっといるので、お姉さんに顔を覚えられた。暇そうなんでインタビュでもしてみようかな。


今夜こそはグッスリ寝ようと、快適さを求めて枕の位置とか工夫してみた。

不便なりに快適に過ごす工夫は旅の楽しみでもあり、どこでも寝れるスキルアップにつながる。



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