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#9 シベリア鉄道③

7月31日

シベリア鉄道3日目。


お。今日はみんな起きている。

昨日の改善のおかげで今日はぐっすり眠れたみたいだ。

ロシア人青年ヴィクトルの場合

ちょうど目が合ったので上段のロシア人青年に声をかけた。

彼の名前はヴィクトル。大学生で夏休みを利用してモスクワまで一人旅をするらしい。大学では観光マネジメント?を学んでいて、旅行好きだという。英語も流ちょうに話す。

ロシアの若者がシベリア鉄道なんて使うの珍しいなと思っていたら、子供のころから家族旅行でよく乗っていたらしい。

確かに家族で乗っている人たちをよく見る。しかもみんなベテラン感が出ている。自分の家みたいにくつろいで、暇そうにしていない。

距離が長いからこそ楽しまないと。というのがあるのかな?
たんなる移動手段という枠を超えた存在なのかもしれない。

イタリア人カップル モレーノとリタの場合

そんなことを話しているとイタリア人のカップルが部屋に戻ってきた。

年は僕の二つ上。世界旅行4か月目だという。
北海道から飛行機でウラジに入り、僕と同じくバイカル湖によってそこからは東欧を回るらしい。

モレーノは郵便局勤務。リタは看護師で大学時代からの付き合いらしい。

なんでシベリア鉄道に乗ったの?て聞いたら「この時間が好きなんだ」って。日本はほとんどヒッチハイクとローカル線で移動したらしい。

一緒じゃん!とあっという間に意気投合した。


旅好きを引き付ける魅力がやっぱりあるんだね。シベリア鉄道は。


夕方、みんなでご飯食べようということになり食堂車へ。
ヴィクトルからはロシア情報を。
モレーノとリタからはイタリアのBQグルメ情報などを仕入れ楽しい夜になった。

明日はいよいよイルクーツクに。




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