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サッカー観戦沼への道

はじめに

 公務員を退職してちょうど1ヶ月半が過ぎた。前回書いたブログについて、普段では考えられないほどの「スキ」がもらえて喜びと困惑が重なり合っている。フォローしてくれた人も増えてありがたい。転職やフリーランスだとか、やはり気になる人は多いだろう。公務員ならなおさらだ。ほとんどの人は今の辛い仕事環境から逃げたい、けれど逃げられないという人がほとんどだろう。その中であえて転職せず退職する人の心境ってどんなものだろうと考えたら、そりゃ注目される。
 仕事としてフリーランス、とりわけ当面はライターの仕事を本職として頑張っていきたいと思っているが、ここでは気楽に日常の中で思ったことをつぶやいていきたい。皆さん、改めてよろしくお願いします!

サッカー観戦にハマる

 さて、今日はJリーグについて話したい。ただいま時間に余裕ができたのをいいことにJリーグ観戦にハマっている。生まれてサッカーはもとより、スポーツ観戦の習慣もない。試合のルールもほとんどわからないのに、突然熱中しだして今に至る。
 Jリーグについては、僕が小学生だったころに大ブームになったのを記憶している。あの頃は三浦知良やラモス瑠偉、ジーコやアルシンドといったスター選手がいて、小学校でもアルシンドのCMカズダンスのモノマネをする同級生がいたことを思い出す。ただし、僕にとってはサッカーやJリーグの記憶はそこまでだ。
 数年に一度ワールドカップが話題になるが、特に関心もなく、いつの間にか終わっていた。オリンピック同様、国同士の争いみたいなものが苦手だったり、あとあの期間特有の「WCを見てないと非国民」みたいな空気感に辟易していた。

2023年12月、人生初めてのサッカーテレビ観戦

 しかし、スポーツ観戦自体に興味がなかったわけではない。前から機会があればアイスホッケーを見たいと思っていたし、Jリーグもタイミングがあえば見たいと思っていた。しかし、野球以外の球技はTVだとほとんどやっていない状況だ。配信サービスを登録すのはハードルが高い。
 そんな中、昨年12月2日(土)、清水エスパルス東京ヴェルディのJ1昇格プレーオフ決勝がテレビで実況中継されるということを知り、せっかくなので見ることにした。初めてのサッカー観戦だ。
 ルールも現在のJリーグの状況もわからず(J2ってなに?プレーオフってなに?なんでヴェルディは東京なの!川崎じゃないの!?)、雰囲気を楽しもうと気楽に見ていたが、試合が進むにつれ、白熱する試合に思わず立ち上がりながらエスパルスを熱心に応援していた。
 結果は1対1の引き分け、ヴェルディがJ1に昇格することとなり、実質的にはエスパルスの敗戦となった。最後は悔しい結果だった。親の実家が静岡で、清水という街に愛着があったというだけでエスパルスを応援していたが、まさかこんなに熱中するとは思わなかった。
 気付いたことだが、僕は想像以上に負けず嫌いだった。エスパルスが勝利する姿を現場で見たいと思うようになった。

3月、初めてのサッカー現地観戦

 そして3月20日(水)、初めてサッカー観戦した。エスパルスが地元千葉のフクダ電子アリーナに来て、ジェフユナイテッド千葉と対戦するのだ。結果は3対1。勝利の瞬間は自分でも信じられないほど心が踊った。名前の知らない周囲のサポーターと肩を組んで勝利に酔いしれた。本物のサッカーの臨場感に圧倒され、選手の激しい動きに目が釘付けだった。「チャント」と呼ばれるサッカーの応援が心地よく、楽しかった。

毎週観戦することに

 すっかりサッカー、清水エスパルスの虜になった僕は、それまでためらっていたDAZNへの登録をすませ(DAZNは配信料金がとにかく高い(汗))、ほぼ毎週試合を観戦することに。地元のジェフユナイテッド千葉の試合もタイミングよければ観戦しているので、視聴している割合だけみればそれなりに熱心なサポーターだろう。
 あいにく今年の清水エスパルスは強い。これまでのエスパルスの歴史をこの2ヶ月で勉強したが、ここ数年はとても悔しい思いを続けていたようだ。とりわけ昨年はもう少しでJ1に昇格できそうな場面で失敗に終わった。クラブも、サポーターもJ1昇格への熱い思いが、大きなチャント、応援となって会場を盛り上げるのだろう。エスパルスにとって歴史的な場面に立ち会っているような気もしており、新参者ながら心に訴えかけるものがある。

いずれは現地観戦を復活させたい

 仕事を辞める前と打って代わり、周りもびっくりするほど熱心なサッカー好きになってしまったが、清水が遠方ということもあり、さすがに現地観戦までは踏み切れていない。仕事を辞めた直後ということもあり、これ以上お金と時間を消費するような真似はしたくない。
 今の僕のブームは間違いなくサッカー観戦だろう。楽しいは楽しい。だけど勝敗に一喜一憂して我を忘れ、仕事に影響するのも問題だ。あくまで自分の人生、自分の仕事の糧になるような娯楽になるよう、今後もサッカーを観戦を続けていきたい。


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