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②胃がんの背景(患者数・死亡率)

こんにちは!
今回は胃がんの背景、患者数、死亡率
などの話をしていこうと思います。

胃がんの背景



〇胃がんの患者数・罹患率


胃がんは1950年代は男女とも死亡率の1位を占めていました。
その後、検診の普及により、早期発見例が増え、
上下水道の整備、除菌の普及で、
1980年以降、ピロリ菌の感染率が減少し、罹患率・死亡率が
急激に減少しています。

とはいえ、2019年の1年間に日本で胃がんと診断された人の数は、
約12万人であり、

2023年の時点で、全てのがんの中で、
胃がんの罹患率は、男性で3位女性で4位となっています。

〇胃がんの死亡率


また、死亡率は、
男性で2位女性で5位であり、
減少傾向とは言え、未だに脅威であることに変わりありません。

男性よりも女性で罹患率・死亡率ともに低いことは、
女性の喫煙率、大量飲酒の割合が男性よりも低いことも
影響していると考えられます。

ピロリ菌の除菌だけではなく、
過去の記事でも触れたような、


塩分の多い食事、喫煙、大量の飲酒

これらを控えることも胃がんを防ぐ上で重要であることがわかります。
補足ですが、これ以外にも、


野菜、果物、緑茶の摂取


も胃がんの予防につながる可能性が指摘されています。

〇今日のまとめ

  • 胃がんは昔、がんの罹患率・死亡率1位だった。

  • 現在は罹患率は男性で3位女性で4位である。

  • また、死亡率は男性で2位女性で5位である。

  • 減少傾向とは言え、現在でも予防が重要である。


今日はこのくらいで終わってみます~
前回が長すぎたので今回くらいが丁度いいでしょうか?笑
ここはこうした方が良いなどコメントもお待ちしております。

次回は③胃がんの進行度(ステージ)についてまとめます!
次回も、ご期待下さい!笑


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