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《写真の保存修復を考えてみた vol.25》~写真保存修復の道具(刷毛編)~ by タケウチリョウコ
今日11月22日の誕生花は「白い薔薇」です。
花言葉は「尊敬」「純潔」だそうです。
もうすぐ師走ですね。町中が忙しくなってきました。
お仕事をしている人、子育てをしている人、日々前を向いて生きている人。
周りの人達に敬意を表します!!最近育児に疲労困憊で後ろ向きな自分が情けないですw
こんにちは。タケウチリョウコです。
本日は、写真の保存修復時に使用する刷毛に注目をしていきます。
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刷毛は写真に付着したチリやホコリの除去など、クリーニング時に使用します。
写真に直接触れるものですから、常に清潔を維持したいものです。
刷毛には様々な「素材」「硬さ」「サイズ」があります。
筆者が実際に使用している刷毛です(photo1)。
![](https://assets.st-note.com/img/1668406784361-1dj58K2y5a.jpg?width=1200)
特に柔らかく、使い捨てが出来るものを選んでいます。
その理由に、クリーニング処置では毛先がすぐに汚れてしまうため、使用後は必ず汚れを払い、洗浄する必要があるのですが、毎回洗浄するのは大変だからです。
もちろん写真に直接触れるものですから高級な毛を使用したミンクの刷毛なども良いでしょう。
しかし、使用後に汚れてしまうことや、動物製の高級な刷毛ではお手入れが大変な事を考えると、一層のこと交換できるものの方が良いのでは!っという考えに至りました。
そこで筆者が使用しているものは¥100ショップで購入可能な化粧品コーナーにあるチークブラシです。
サイズも手頃で毛も柔らかく、人の肌にも優しい触り心地なので、写真に対しても安全に使用できます。
ちなみに大きなサイズの写真をクリーニングする場合、表具に使われる大きめの刷毛を使用する事があります。しかし、こちらも高級なものが多いです…。
刷毛以外の道具でチリやホコリを除去する場合、筆者はブロアーを使用します。エアーブラシという選択肢もありますが、やはり高価であることと空気の噴射力が強いものもあり、使用の際に注意が必要です。
クリーニングは危険を伴う処置なので、まずはブロアーで付着物を除去できるか否かを慎重に判断しながら確認をし、その後に刷毛で取り除きます。それでも固着しているような付着物にはピンセットやメスを使用します。
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それでは、またnoteでお会いしましょう。
トップの写真は曽祖父のポストカードコレクションから
![](https://assets.st-note.com/img/1668407364474-X132HATBJ8.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1668407389851-ienE5mrq5L.jpg?width=1200)
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