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信長の野望 覇道における里飛ばしの意義



覇道における里飛ばし

覇道において里飛ばし(相手の里耐久を0にして陥落させること)はサービス開始当初から行うことができたが、環境が大きく変わったのはシーズン4で戦状態が導入されたところからである。

従来はタイルでの戦闘が発生している間のみ、当該戦闘に関わっているプレイヤーの里へ攻撃可能であった。
シーズン4からは、何らかの攻撃行為を行うと10分間の戦状態になり、当該戦闘行為が終結していても戦状態が切れるまで里への攻撃が可能となった。

これにより従来に比べて里を攻撃する機会が増えただけではなく、里を攻撃してくれと言わんばかりにという看板を掲げさせられることによって、蛍光灯に集まる羽虫の如く里飛ばしが行われる場面が増えた。

と、このような書き方をするのは本当に里飛ばしに意味はあるのか?という疑義があるためである。
かく言う自分も破壊編成などやっている人間なので里飛ばしそのものへの意義は感じているが、各所で起きている戦闘を見ていると本当のその里飛ばしは意味のあるものなのか?と疑問に思う場面は多い。

ということで改めて里飛ばしの意義について考えてみたい。

里飛ばしの効果

覇道をこれまでやってきて一度も里を飛ばされたことのない人はいないと思われるので、ほとんどの人は実体験済みだろう。里が飛ばされると以下のようなデメリットがある。

  • 保有タイル数によって1~2個程度のタイルを失う

  • 外出中の部隊が壊滅する

  • 同じエリアに戻ってくるために移転令を要する

  • 里耐久回復に資源を必要とする

こうして見てみると結構なデメリットがある。特にタイルを失う場合に、運が悪ければ味方のいるタイルが空地になってしまい、味方の里がフリーで狙われてしまう可能性もある。連鎖的に味方の里が飛ばされて領地が穴だらけに…なんてことを目にすることもあっただろう。

このように里飛ばしによって味方が大ダメージを受けたシーンが記憶にあり、相手にも同じようなダメージを与えてやろうと積極的に里飛ばしをしにいく人は多い。

しかし積極的に里飛ばしを狙うことが、味方にとって本当にプラスになるのだろうか。結論から言うと、否である。

無闇に里飛ばしを狙わない方がいい理由

先に記載しておくと以下の理由から里飛ばしは慎重になるべきである。

  • 足場を見て相手にダメージを与えられ得る里飛ばしを推測可能

  • リソース負担が重い(軍令&兵)

  • 相手へのリソースダメージは小さい場合がある

  • タイルの落とし場所によっては休戦タイルを作られてしまい、野戦における圧倒的アドバンテージを相手に与えてしまう。

足場を見て相手にダメージを与えられ得る里飛ばしを推測可能

連鎖的に相手の里を飛ばすことを期待して里を落とす人は少なくないが、宝くじと異なり周囲のタイルをよく見れば、連鎖的に里飛ばしができる里・できない里を推測することは可能である。
後述するように里飛ばしはかなりリソース負担があるので、狙うべき里はよくよく狙いを定めて行うべきである。

リソース消費負担が重い(軍令&兵)

まず一撃で飛ばせたとしても1里につき4~5軍令は消費してしまう。2~3人で1つの里をタコ殴りにしているような場面もよく見かけるので、その場合には一つの里当たり12~15の軍令を消費していることになる。

また遊撃の敵防衛がいれば味方の攻撃部隊はほとんど無防備に殴られることになるのでこちらの兵が削られる可能性も高い。

里を攻撃すること自体で相手の里を落とす落とさないに関わらず結構なリソースを消費している。

相手へのリソースダメージは小さい場合がある

場合によっては相手のリソースへ十分なダメージを与えられることもあるが、そうでない場合も多い。
例えば、寄合所タイル上にいて外出している部隊がいない里を落としたとする。この場合に相手のリソースへ与えるダメージは、

移転1+各資源数万程度 である。

前述の通り、里飛ばしにはこちらもリソースを消費するため、極端なケースでは複数人で軍令を大量に消費して里を飛ばした結果、相手に与えたダメージは移転1程度、なんてことも起こりかねない。

そのように何も考えずに里攻撃をしてくる一門に対しては、わざと戦状態にして里を狙わせて、相手にリソース消費をしてもらう…なんてことをしたことが何度かある。
人によっては本当に何も考えずに里狙いをしてくれるので、ちょっと離れたところから軽く遊撃をだしておけば相手の兵を狩りつくすことができる。

タイルの落とし場所によっては休戦タイルを作られてしまい、野戦における圧倒的アドバンテージを相手に与えてしまう。

これは非常に重要である。特に攻めの場面で無闇に里を落としてしまうと、敵の後方が空き地になることがある。
空地の手前まで進んで早押しできればまだ助かる可能性はあるが、そのまま相手が再取得するケースが多い。

相手に空地タイルを再取得されてしまうと当然休戦時間が作るので最悪6時間の休戦タイルが生まれ、味方の侵攻が強制的に止められてしまう可能性がある。休戦不利になるので、味方タイルの休戦が切れたタイミングで逆襲されてしまう。

里飛ばしは、味方が圧倒的不利に陥る可能性も秘めている。

いくつか里飛ばしに慎重になるべき理由を記載したが、この一点だけでも何も考えずに里を飛ばすな!声を大にして言いたいところである。

里飛ばしはきちんとメリット・デメリットを理解して行おう

まとめ

と言うように里飛ばしは刺さった時に相手に与えるダメージは大きいものの、コストという点でもリスクという点でも無闇にやるべきではない。

状況を読み、里飛ばしのメリットがあると確信した場面においてのみ、里飛ばしを狙おう!


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