逃げるは恥だが、役に立つ
なんで行ってくれないの。わからない。腑に落ちないわ
そりゃそうだろう。
じぶんは、右から左に情報を伝えただけ。
相変わらずいやになる。自分が。
聞いたこと、言うべきことを急いだために。起きたこと。
お客さんが、担当を変わってほしいって。いいかな。
そんな一言を放ってから、見る見るうちに顔色が変わっていく彼女の顔を見つめていた。
ああ。言ってしまった。もっと考えるべきだった。
もう遅い。言い訳じみたことしか、口からでない。私の頭は思考停止。
この場から逃げようとしてる。逃げるな私。
でも、この場の適切な回答は頭から出てこない。
相手の話を聞きつつ、次回へつなぐしかできない、
また聞き情報を本人に、さも真実のように語ってはいけない。
それは、当事者でない限りコトバ、事実の責任が負えないし、
感情も伝わらない、ただ問題をややこしくしているだけだから。
であれば。私はどうするべきだったのか。
巻き込まれちゃいけなかったのだ。
誰かに気をつかえば、つかうほど、真意から、本質から離れていくし、
見えにくくする。それでは長は務まらないのだ。
問題は、当事者間で話し合うこと。
逃げるは恥だ。
解決できること、できないことがあるんだよ。
格好つけなくていいよ。
役に立つ。
最後に丸く収まることがいいこと。
お互いに理解しあうことが大事だよ。
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