きのう何食べた?の安定感、君となら恋してみてものつまらなさ

きのう何食べた?の新シーズンが始まった
前シーズン、映画ともに人気もあるし、高評価を得ている
今シーズンも
見ていて安心する
独特のゆるやかなリズム感、何も大きな出来事はないけれど、食を通した日々の機微、2人の関係性
そこに引き込まれていくのは、脚本と出演者のレベルが高いのだと思う

何よりゲイのカップルがアラフィフなのが、数多ある昨今のBL系のドラマとは全く異なる

西島秀俊、内野聖陽の主演2人
安心して見ていられる安定の演技、親近感、笑い

山本耕史、磯村勇斗、田中美佐子、助演も豪華で、
逆にキャラが強く、ドラマのスパイスになっている

テレ東深夜ドラマで、これだけのメンバー揃えられたこともすごいけど

LGBTドラマは2000年代前半くらいから主にアメリカのケーブルテレビから始まった記憶だけど
自分が見た中では、どのドラマと比べても
何も起こらないことの面白さ
そんなものがある
少しだけ大好きだった
Noah’’ Ark
に似てる感じはする

一方で

個人的にかなり好きな日向亘が出てる
君となら〜
ドラマ設定にリアルさがなく
気を衒った展開
主役2人の話し方
鎌倉なのか、景色だけは綺麗で
見ているうちに耐えられなくなって、2話前半で見るのをやめた
せっかく日向亘が出てるのに


リアルさがない
「〜なんすか?」の話し方の語尾
それだとノンケ感が増すのか?
すごく安易な演出で、ものすごく違和感
大倉空人のイラつく縁起の浅さ、不自然な自由人感
全てリアルさに欠けるし、何も共感できない

なので、同じシーズンに始まったゲイドラマ2本
見事なくらい真逆な評価

ただ、見ている人の年代で
当然評価も変わるのだろう

何食べがリアルに感じない世代
君好きがリアルでこころ惹かれる世代
そうなんだろう


けれど
自分が今20歳くらいだったなら?
そう考えてみると
やはり自分は
何食べ
の方が圧倒的に好きだろうと思う

ちなみに1番好きな映画は
トーチソングトリロジー
です










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