2022/11/19 ゆーみん勉強会 4B
みなさんこんにちは(^▽^)/
東北で働く給与所得者です。
昨日Mリーガーでもあり、私の大好きな麻雀プロである魚谷侑未プロ(以下、ゆーみん)の勉強会に参加してきました。
教えていただいたことや当日考えたことを忘れないように、ブログに書いておこうと思います。
この文章は、これからゆーみん勉強会に参加しようか迷っている方や、当日参加した方に少しでもお役に立てればと思って書いています。
※最初にお断りしておきますが、私はゆーみんの麻雀が大好きで勉強会に参加しています。コメントに多少の色眼鏡は入っていますので、あらかじめご容赦ください。
勉強会概要
・進行の仕方
4人が手牌を最初からオープンにして局を進行させ、ゆーみんがポイントだと思うところで局をとめて解説するスタイルです。
・所要時間 1時間
局数で言うと今回は4局でした。
・参加費
卓に入って打つ参加者 3,000円
観戦のみ(発言のみ可)1,500円
・メモや写真可。
帰った後に各自振り返りを行うためと、ゆーみんから説明がありました。
当日の流れ
・局開始前
初めて参加する方については、レベル感を把握するため、日々課題に感じていることや普段どんなフィールドで打っているか、目標等をゆーみんが簡単に確認します。
1ヵ月の打っている回数も確認していたので、「ゆーみんは打つ量も重視してるんだな。」と感じました。
・局開始
まず第一ツモの段階で各参加者にその局の方針を確認し、その後は自然に進行していきました。
どうしても気になるところがあれば、打っている参加者からゆーみんに質問するのもアリと説明がありました。
以下、各局でポイントになった場面に触れていきます。
質問を「Q」、ゆーみんの回答を「A」として記載します。
・1局目 ドラ⑨
Q1 1巡目から浮いているダブ東はいつ切るか。質問者は子。
A1 わからないなら早めに切る。万が一手が伸びたときに切り遅れるのが最悪。
Q2 下記手牌で何を切るか。
一三五七八八①②③④⑦468
A2 一切り。ピンズは①~④のところは4連続形なので触らない。なお、一三五七はどこかで1枚切って3枚にする必要がある。
【感想】
私は①と思いましたが、確かに一三五七はどこかのタイミングでリャンカンにしてピンズで2ブロックを考える方が現実的だなと思いました。
・2局目 ドラ一
Q3 下記手牌で何を切るか。
三四五③⑤⑤⑤赤⑥⑧⑨2356
A3 ⑨切り。タンヤオが色濃く見えるし、⑦を引いた③⑤⑤⑤赤⑥⑦⑧も形として悪くない。345の3色も残る。
⑨を残すと待ちが広くなる可能性はあるものの、2600になる可能性が高い。
Q4 下記の手牌でリーチを受けた場合、何を切ってオリるか。
五六七八②③④④⑦78TT中
A4 ④⑦どちらも通っているときは、他家のダブル無筋である④から切る。
この手が伸びてテンパイしたら、2件リーチだとしても追いかける価値あり。ピンフで役アリならダマだけど、追っかけるという選択肢も持ってほしい。
【感想】
2件リーチへの追っかけについては、最低でも3300点の収入が見込めるためアリだと思いました。
※3300点=1300点(リーのみ)+2000点(他2人のリー棒)
・3局目 ドラ⑦
Q5 下記手牌で何を切るか。
三四六八八②③34668白白
A5 以下のとおり。
※この問題は勉強会後にゆーみんがツイートしており、勉強会でも時間を一番かけていたので少し詳しく書きます。
まずこの手を現場で見た私の感想は、
「ウザク本の問題にありそう・・・」
でしたw
ゆーみんは、まず5ブロックについて説明をしました。
5ブロックの考え方を基にすると、一番弱いターツは白なので、白トイツ落としが正解であることを教えてくれました。
ただ、実は私が勉強になったのはこの後の話です。
仮にこの手を守備的に進行して白を残す場合は、何を切るべきかという話になりました。
私は「3色含みのリャンメンを落とすわけにはいかないので、六八八か668を落とすんだろうな。」と思ったのですが、明確な根拠を思い浮かべられませんでした。
ゆーみんの説明は続きます。
「六八八か668のどちらのブロックを落とすかは、他家の捨牌を見ましょう」と。
場を見ると今回は対面の河に6が捨ててあり、索子の上を持っていない可能性が高いという説明がなされました。
相手がその周辺を持っていないので、こちらが攻める場合はツモってくる可能性が高い。
守りに使う場合も相手はそのあたりを持っていないのだから、待ちになる可能性が低い。加えて6は現物なので安全も確保される。
よって今回は668を残して六八八を切るべき、となりました。
ここで話は終わりません。
では六と八どちらを残すか、の説明が続きます。
「攻撃的に行く場合は八を残します。なぜならトイツをアンコに出来る牌は2枚しかないけど、カンチャンは4枚あるからです。」
「守備的に行くなら六です。なぜなら相手から攻められたときに、切る牌が八の1種類で2巡続けて落とせるからです。」
と説明されました。
この手牌は5ブロック的に白切りが正解ということは、本で勉強すれば分かるようになると思います。
ただ、実践では手牌を目いっぱいに広げられずに白を残したまま進行する局も一定数あると思います。
その時にどんなことを考えながらターツを選択すればよいかが、この手の解説に詰まっていました。
そして、この説明を聞いている間私が感じていたのは、「ゆーみんの熱量」です。
説明が分かりやすいのはもちろんですが、話が詳しくなってくるにつれ、ゆーみんの言葉に乗ってる熱量が高まってくるんです。
誤解のないように言っておくと、決して参加者を威圧するような話し方はしていません。
そうではなく、
「勉強会に来てくれた人たちに今説明していることを理解して持って帰って使えるようになってもらいたい。」
「来てくれた人たちに強くなって欲しい。」
という強い気持ちがゆーみんから伝わって来たということです。
正直、この手牌を解説することは、ある程度のプロであれば出来ると思います。
ただ現場で話を聞いていた感想としては、ゆーみんの説明を聞いているうちに自分の中の麻雀熱がどんどん大きくなり、気持ちが燃え上がっていくのを感じました。
この気持ちの入った説明を聞けただけで、私は参加して良かったと思いました(⌒∇⌒)
Q6 下記の手牌で相手のリーチを受けた場合、何を切るか。
三四六八八②③③134668
A6 六と6がどっちも通っている場合は六切り。
ただ言語化が難しいと言っていました。
【感想】
私なりに考えた補足としては、形がゴチャゴチャしてるところは触らずに、シンプルなところを整理するということなのかなと思いました。
何切るでよく下のような手牌があると思います。
三三四⑤⑥⑦⑧⑧344456
正解は三ですが、これに近い感覚かなと勝手に思いました。
加えてマンズは六は切れるけど、八は切れないから固定する。
索子は6を切ってしまうと、後の変化に対応する柔軟性が失われるみたいなところが理由なのかなと思います。
・4局目 ドラ2
Q7 下記の手牌をどんな構想で進めるか。
四九①③④1145東南白中中
これは私が質問しました。
私 「索子のホンイツもありでは。」
ゆーみん 「少し厳しいかな。競技ならありかも。」
【感想】
九や①を切っている2、3巡の間に東とか白が重なる場合だけホンイツ移行。そうでなければ③④のリャンメンを生かして早い手として処理するが最適解なのかなと思いました。
Q8 以下の手牌でリーチを受けている場合、何を切るか。
五五七八八13355④⑤⑥⑦ ドラ2
※リーチに通っているのは①⑧6
(私の予想)
ドラそばで危ないと思いつつも3を切って2巡しのぐ。
A8 ④or⑦
【感想】
3も無筋並みに危険な筋であり、④か⑦を通せば片方は筋になり、安牌の確保状況もほぼ同じならシンプルに手を進めるほうがよいと納得しました。
これは納得ですが、少なくとも前日までの私なら実践でこのロジックを使って④か⑦切りは出来なかったと思いました。
ゆーみんとは天と地ほどの差があるのは当たり前なのですが、この一面だけでもゆーみんの精度の高い押し引きの片鱗を見られた気がします。
なお、手牌が15巡目に以下のようになりました。
五五七七八八13355⑤⑥⑦
※記憶が曖昧ですが、3と5が安牌で流局までの枚数は足りていたと思います。
ゆーみんは、捨牌に4が切れているのを根拠にドラ表示牌の1は切って粘ろうと言っていました。
「回っているときの七対子は忘れがち」というポイントも含まれているので、追加で書きました。
15巡目だと私はオリてしまいそうです。
ただ、ゆーみんは押した方が良いと言っていたので、私の押し引き基準が少しオリすぎなのだと思い改善しようと思いました。
・受け終わった感想
ゆーみんからこの内容を3,000円ないし1,500円で教えてもらえるなら、私が東京在住なら毎回参加するレベルに有益です。
麻雀が強くなりたい方、麻雀に対する気持ちに火を点けたい方にこの勉強会は強くお勧めできると思います。
もし参加者の了解を得られれば、youtube配信するのも面白いかなと思いました。
以上です。
最後にゆーみんへ
すごく勉強になりました。参加して良かったです(^▽^)/
今度東京に行くときも、日程を合わせて是非勉強会に参加したいです!!!
ありがとうございました(o^―^o)ニコ
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