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リンゴ2024年1月号-3

2024/1/23
「ちくわパン」
会社近くのカフェでは日替わりパンを売っている。

今日はなんと「ちくわパン」なるものが売られていた。
「ちくわ」と「パン」って合うのかしら?そう思いながら、ポップの説明を読むと「北海道のご当地パンです、ちくわの中にツナマヨネーズが入っています」とのこと…食べたことがなかったので、ひとまず購入。

まずちくわの大きさに驚く。おそらくスーパーで1本ずつ売られてるタイプのちくわである。そのちくわの穴にツナマヨが入っている…うん、味が濃いな!パンの上にかかった胡麻が香りと食感で濃さを和らげる。

そういえば北新地には深夜だけ営業しているパン屋さんがあるらしい。そういう店ならこんなおつまみみたいなパン、いろいろ売ってたりするのかな。そんなことを考えている間に昼休みが終わった。




2024/1/24
「スポーツタオル」
ジムの時に使っているお気に入りのスポーツタオルです。

これは映画「モンスターズ・ユニバーシティ」を見に行った時に映画館で購入したものです。とってもデザインがカワイイと思ったので、衝動買いしてしまいました。

一面に大きく「OK」と書いてあるのは、主人公たちが所属するフラタニティ(大学の有志の集まり)の名称「ウーズマ・カッパ」を表しているのですが、知らない人が見たら、「あのタオル、OKって書いてあるわ」と思われるんだろうな…と若干恥ずかしくもあります。(なんか「YES・NOマクラ」みたいじゃない?)

ただやはり全体の色合いやヘムに「M」のロゴがあるのもとてもカワイイので、今でも大変気に入って使っています。





2024/1/25
「今生の別れ」
今日はコーヒーを飲みに行きました、
多分今後もう一生会わないかもしれない人と一緒に。

彼女は今月末に退職する会社の同僚で、一度だけオリエンテーションでご一緒しただけの関係です。私は彼女がその際オススメしていた喫茶店にどうしても行きたくて、もう一度連れて行ってもらうようにお願いしたのが今日の話。

喫茶店でたわいのない話をしました。家族構成や彼女の好物、結婚した経緯、退職する理由、ギターが弾けること。
「珈琲店を開くことになったら教えてください、行きたいな」
「高校生の時に組んでたバンド、再結成出来るといいですね」
「もう会えないかも知れないけど、お互い頑張りましょうね」
言葉を変えて何度も「さようなら」を言う私。
「ありがとうございました」で応える彼女。
これでよかったのかな。




2024/1/26
「イチゴ」
今の時期にスーパーに行くともうイチゴが売られている。

くだものの中ではイチゴが一番好きかも。イチゴはグラスに入れて潰して食べる(飲むに近い)牛乳も砂糖もかけない。
そうすると1つのいちごの中にある、甘いところと甘くないところが中和されてなんかちょうどよくなる。
お行儀は悪いかもしれないが、個人的にはすごく気に入っている食べ方だ。

それでそうだ、またイチゴ食べたいな、と思ってスーパーで手を伸ばしかけたのだけど、「そういや家の冷蔵庫でラ・フランスが不貞腐れていたんだった」と思い出したので今回はイチゴは買わずにラ・フランスを食べました。美味しかったです。




2024/1/27
「とあるミュージシャンたちの合同ライブに行った時の話」

あるミュージシャンがMCの合間に「せーの、イイね!」と何度も言っていたので、つい観客も乗せられてみんなで「イイね!」と言って少し盛り上がっていた。その様子を見ていた別のミュージシャンが「あの…ソレなんですか?」と訊ねると「これをやるとねぇ、波動が上がるんだよ!!」一瞬で凍りつく会場。

「えっ……もしかして○○さんスピ系にハマったの?」
「ス、ピけい?、ってなに?」
「え?スピ系ってしらない?」
「しらない、オレはオレだよ」
「…本当?」
「そうだよ、オレはオレだよ、
ずっと一緒にやってきたじゃない」
「…ああ、そだね」
「そうだよ…ねぇーっ。せーの、イイね!」
「まぁ…じゃあ、大丈夫なのー?」

結局、ライブは最後まで「せーの、イイね!」と言い続け、観客は「イイね!」で大変盛り上がったのであった。私は「カルトの始まりってこんな感じなのかな」と思ったのであった。




2024/1/28
「多忙」
今週はとても忙しかった。
この1週間で履歴書を書いたりSPIテストを受けたりしたのだ。それなのにこの土日は珍しく両方とも人と出かける用事が随分前から入っていて、それをキャンセルしたくなかったものだから、それはもう怒涛の忙しさであった。だから今は疲れている。

SPIテストには適性検査という要は性格診断みたいな受験項目があり、昨年受けた時は素の自分のままで回答してしまったが、今回は主人から「会社が求めてる性格を意識して回答した方がいい」とのアドバイスをもらったのでそのようにしてみた。

去年の今ごろの私ならこんなに忙しい状態で安定した気持ちを保っていられなかったと思う。そもそも人と会って話すこと自体、かなりハードルが高かったし。けれども今年は違う、「人と話す」ことに意識して取り組めているので、ちょっとずつ性格が変わっている気がする。だから適性検査も答えやすかったのかも。




2024/1/29
「お茶」
「喉が乾けば水を飲み、心が渇けばお茶を喫む」というキャッチコピーがある。

普段私は白湯を飲む、いわゆる白湯リストなのだが、この間ちょうどいい茶托というか竹製コースターを買ったので、貰い物の緑茶を淹れてみた。

淹れたてのお茶を飲むとなんだか心がホッとする感じがある。子供の時は特に何も感じなかったのに。不思議である。

家から少し離れたショッピングモールにはお茶屋さんがあって、そこではプロが専用の器具で淹れたお茶をなんと300円で販売している。私はそこのお茶が大好きでたまに行く買い物の度に購入し、近所の公園でお茶を飲んでいる。

見知らぬ子供が遊具で遊んでるのを見ながら喫むお茶、なかなか良きです。




2024/1/30
「チョコレート」
数年ぶりに他人からチョコレートをもらった。

「バレンタインのチョコです」
そういってくれたのは会社の同僚である。彼女の仕事を普段からサポートしたり、私の仕事を教えたりしていることに対する感謝の気持ち、だそうだ。私もチョコレートは大好きなのでとても嬉しい、はずなのだが。

彼女は事前に私に「私が1番好きなチョコ」を訊いてくれてて私はなんの衒いもなく、自分の好きな高級チョコの名前を挙げてしまったのである。

そのチョコレートが今私の手元にある。「お世話になってるから」と言って同僚に渡すにはちょっと、いやかなり金額オーバーなのではないか?感謝の気持ちよりも「どうやって返そう」の気持ちが正直強いよな…と思わなくもない。まあでもお返しのお菓子を用意してこれまで通り付き合うくらいしかできることないよな…と思っている。

次 「2024年2月号-1」
https://note.com/calm_whale779/n/nd09c5f69bce1

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