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出張範囲の決め方

自転車の出張修理というレアな業種ですが、開業前に出張範囲については悩みました。
自分よりも2ヵ月前に近所で自転車の出張修理店を開業された方がいたので
なんてタイミングが悪いんだ、と思いました。
他店の出張範囲は拠点を中心に5キロ、10キロの円を書いた地図で出張範囲を決めていました。出張費用も距離で決めていました。

ちなみに他店さんの商圏にウチも入ってました(-_-;)

ウチも円にしてみるか、と思ったですが問題がありいびつな範囲になりました。

理由
橋です。ウチの地域は大きな川が流れていて橋が常に渋滞しています、直線距離だとそうでもないのですが、橋の先に出向くのは時間のロスがある、往復で倍になる。川は市や県境でもありキリが良い。

というわけで、渋滞した橋を渡らないですむ地域を出張範囲に決めていきました。これは事前に考えたワケではありません、結果です。

直線距離だと近いけど範囲外にしている地域はみな川向うです。橋は距離ではなく時間を激しくロスするので遠方に出向くのと同じ、ということです。

このことが、電話を掛けてくる「うっかりさん」にしてみれば距離は近いのに範囲外でイラっとくるみたいですが、根拠はあるのです。

もし渋滞だらけの地域で出張する仕事ならば商圏が狭くなる、しかし渋滞だらけなら人口も多いから何とか商売できるだろう。

実際、都内では自転車にリヤカー引いて同じ仕事をしていた方もいたようです。商圏が狭いので自転車で済んだということです。

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