見出し画像

オークションにて

数年前に店の模様替えをしたいということで、その店にあった長期在庫品を売って欲しいと依頼がありました。
物量が半端ないがレアなモノとゴミのカオス。

長期戦になるな、と思いました。特に悩ましいのが発送手段、安くすれば全国に対して商売できるのですが、モノがデカくて引き取り限定だとマーケットが狭くなります。つまり競りが起きにくい。

ワザモノで構成されているモノであれば、分解して部品として送料をおさえて販売できますが、手間数が半端がない。
入札が入った時点で梱包を始めますが、オークションが終わった土曜日の夜と日曜日の夜は発送で忙しい。

確実に売り上げは立つのですが、見えないところで体力を消耗している感じがしました。半年でかなりの収益が入りましたが、埋もれているモノを分かりやすく陳列する作業と欲する人がいる場所はどこか?を考える良い機会になりました。ウチの仕事もそうなんですが、うまく当てはめができない。

売ったモノが2次販売で高額で落札されているのを見て、上手いな~こういったやり方もあるんだと感心したことも。でも自分なら面倒なのでやらないかな、そこまでストイックになりきれません。

昔ウチの近所でリサイクルショップの「オークション出し」のバイト求人が出てました。集中が切れるとやりたくない感が漂うんです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?