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すべてのボールを拾うわけにはいかないのだ。

自転車の出張修理をやっていますが、どうかんがえても無理ダロという案件が来ます。

タイヤ交換の依頼、でもリムテープを有名ブランドのコットンテープでという指定。

え~そんなもん持ってないよ。
普通のゴムのリムフラップじゃダメなんですか?
しかし依頼者「かたくな」でした。

普通のママチャリのリムにコットンテープを使う意義はあるのか?
リムはシングルウォールだし、ダブルウォールリムのニップル穴にチューブが落ちないようにする役割には合わない。
コットンテープを巻いてもニップル凸でチューブを痛めたりしたら
意味ないし。
やるなら ⇒ 念のため普通のリムフラップを上に巻くか…と身も蓋もない思考が駆け巡りました。

ウチの返答⇒リムテープはお客さん調達でお願いします、それなら受けます。余ったテープはお返しします。

話にならん、で電話が切れました。なんでウチに依頼してきたんだろ?そんなテープは持ってなさそうな店でしょ。

このボールはムリして追わなくて良いヤツ。見逃し三振でヨシ。




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