新卒2年目で大手カード会社からLayerXへ挑戦した理由
こんにちは!LayerXの望月です。
SaaS事業部でバクラクシリーズのフィールドセールスをしております。
LayerXには2023年10月に入社し、約3ヶ月が経過しました。
私自身社会人2年目であり初転職でした。
更に新卒では、大手クレジットカード会社で1年半法人営業を行なっていた為、とても挑戦的で勇気を持った決断でした!
今では、「LayerXに転職をして本当に良かった!!!」と心から思っています!
仲の良い友人から
「なぜ大手企業からLayerXに転職したのか」
「なぜ社会人2年目でそのような思い切った行動を取ったのか」等
転職に踏み切った背景について質問をもらうことが多いので、
私自身、なぜこのタイミングでLayerX転職にしたのかについてお話しさせていただきます!
特に見ていただきたい方は以下の皆さんです!
社会人1年目〜3年目(第二新卒の方)
現状のままで良いのか(キャリアに不安や悩みがある)
スタートアップに興味はあるけど自分が働けるのか(スタートアップ転職への不安がある)
LayerXに興味はあるけど、若手はどんな人がいる?(LayerXのリアルを知りたい)
このnoteを読んでいただいた後には、以下の気持ちに少しでもなっていただけたら幸いです!
〇〇を始めてみよう!一歩踏み出してみよう!
スタートアップで働くことがキャリアの選択肢の一つになった!
同じ境遇の私も入社できるかも!
LayerXで働く若手社員のイメージ
私の転職背景の前に、、、
突然ですが、皆さん!LayerX(スタートアップ)で働く若手社員と聞いてどんなイメージをお持ちですか??
なんとなく私は以下のようなイメージを持っていました。
「学生起業家」「大学生のうちからインターン必須」「全員プログラミングできる」
皆さんの中にも
「私は学生時代に即戦力となるスキルを持っていないから、スタートアップは難しい」
「周りのレベルが高すぎてついていける気がしない」等の不安を持った方がいるのではないでしょうか。
安心してください。私は入社前にイメージしていた3つの特徴を全て持っておりません!! 私の学生生活は以下の通りです!
ザ・大学生みたいな要約になりました、、(全ての大学生を平均した3要素のような気がする)
もちろん、学生起業を経験されている方やインターンをされていた方もいらっしゃいます。
知っていただきたいことは、私自身が現在LayerXにいるように全ての皆様に可能性があるということです!
なぜ大手クレジットカード会社からLayerXに転職したきっかけ
ここから本題に入らせていただきます。
私がLayerXに転職した背景について3点お話しさせていただきます。
それに対する、入社後のギャップ・リアルも記載しております。
①当時思っていたお客様の課題をバクラクで解決できる
新卒で入社した会社では、既存企業に対する深耕型の法人営業をメインに行なっていました。売る商材としては、法人カードがメインで経理担当者様へ営業することが多かったです。
お客様に法人カードを導入・拡大していただくことで、仮払いの運用負荷を軽減したり、振込手数料の削減を実現したりといった価値提供ができ、とても喜ばれていました。
一方、お客様と対話を重ねていく中で、「法人カード導入によって一部は楽になったが、請求書支払いや立替経費精算の仕訳・支払等の周辺業務・電子帳簿保存法やインボイス制度への対応負荷は変わらないのでそこも楽にしたい」といった声を聞くことがありました。
特に、インボイス制度への対応負荷について法人カードだけではお客様の課題を解決しきれないことに気付いた点が転職への思いを強くしたきっかけとして大きかったです。
法人カード利用した場合に仕入税額控除を受けるためには、直接取引先から適格請求書を回収する手間が発生してしまいます。WEB上で確認できる明細は、あくまでもカード会社が発行している書類であり、適格請求書に当たらないためです。
この経験から「法人カードの導入でお客様に価値提供ができている一方で、経理業務の一部分しか楽にできていないな」「むしろ経費申請業務や請求書受領業務、そして関わる法対応をお客様は楽にしたいのではないか」と思うようになりました。
このような思いを抱いている中、LayerXに出会いました。競合分析の観点で「法人カード」でGoogleアラートを設定しており、バクラクビジネスカードがリリースされたニュースを見たことがきっかけです。(社会人1年目の夏頃)
サービス領域を調べる中で、バクラクシリーズは購買稟議・経費精算・請求書受領・法人カードといった債務領域のサービスが豊富であり、まさに私自身が届けたい価値提供ができると感じました。また、自社で法人カードを発行しているため、自分自身の経験・強みも発揮・体現できると思ったことが一つ目の理由です。
入社後のリアル
ギャップありませんでした!
バクラクの営業組織は、営業メンバーの一人一人がお客様にバクラクな体験を届けることを大切にしております。
そのため、流入経路別(お客様が一番興味を持っているサービス)でチームはあるものの扱うサービスは全てになるため、お客様に合わせた最適な提案を行うことができています!
実際に提案する中で、下記のようなことがありました!
受領した請求書処理だけでなく、経費精算・カードも利用することで更なる価値提供を感じていただく
支出管理をまとめることが理想だけど、バクラクで実現できることに感動していただく
お客様の当初の期待を超えた価値提供がバクラクで実現できております!
②営業と開発の距離感が近い・開発スピード
私自身社会人になって初めて営業を経験しましたが、やりがいのあるとても好きな職種です。
特に「営業で良かった!」と思うのは、お客様のお困りごとを一緒に解決し「ありがとう!」「助かりました!」と言っていただける瞬間です!
今後もお客様のお困りごとを解決し続けていきたいと考えた時に、私自身の営業スキルを改善し続けることはもちろんですが、「営業が聞いたお客様の声をプロダクトやサービスを開発するエンジニアへ確実に届け改善する」サイクルをどれだけ回せるかがとても大切と考えました。
背景として、法改正や競合他社のプロダクト改善、テクノロジーの発展によってお客様のニーズは変化し続けると前職で営業をしている中で感じたことがあります。
「インボイス制度が始まるので、会社としてカード払いを減らそうとしている。」「他社のカードレス法人カードは〇〇ができるので便利」等、ご意見をいただくことがありました。
そのような中、転職前のカジュアル面談で「LayerXには、お客様のニーズの変化を捉え改善し続けられる体制がある!」と確信しました。
LayerXには、以下の体制があります。
営業側はお客様から要望があった際、Slackにて背景も含めて投稿
隔週開催される「要望棚卸し会」で営業側の声をもとに、開発側も含めて開発の優先順位づけを行う
要望を解決する機能が開発されると、毎週のレビュー会より開発側から機能紹介がある
この環境があれば、お客様のニーズの変化にも応え続けられると考えました!
以上が2つ目の理由です。
入社後のリアル
ギャップありませんでした!
実際にレビュー会に参加すると自然と、下記のようなコミュニケーションが発生します!
(営業側)「神機能出た!」「〇〇(エンジニアチーム)凄すぎる」
(開発側)「〇〇(営業チーム)がお客様のペインを貯めてくれたおかげで〜」「いつも機能リクエストありがとうございます!」
採用時に、営業スキル・実績やエンジニアの技術力だけでなくお客様視点を持てる人材かどうかも大切にされていることが、営業と開発が双方をリスペクトしながら上記体制を実現している要因の一つなのかと入社後は思っております!
③直感を信じてチャレンジしたいリスクを追うことから差別化できる
私自身、目標志向というより成長志向がとても強いです。成長する上で、「違和感」を大事にしています。
違和感のある環境に飛び込み、徐々に業務スピードやコミュニケーションの取り方に慣れて違和感がなくなることで成長を実感します!
その中で、「自分自身が慣れを感じないほど、常に違和感がある、変化の早い環境」を求めるようになりました!
逆に、慣れてしまうことで、飛び込むエネルギーが減ってきてしまうことにリスクを感じました。
LayerX羅針盤の中に「ボールを拾う人が偉い」というものがあります。また、LayerXが提供しているバクラクシリーズは、約半年に1プロダクトを提供していく予定です。
「LayerXであれば、常に変化があり、自主的にボールを拾う文化があることから良い意味で違和感を持ち続けていられるのではないか!」と考えました。
以上が3つ目の理由です。
入社後のリアル
ギャップありませんでした!
実際に入社2ヶ月後、自主的に営業活動以外のボールを拾い「チーム内のカード商談の勝ちパターンを整理する」推進者を担当させていただきました!
当時、実績も少ない中でしたが任せていただき、マネージャーに相談させていただきながら前職の経験も活かしたアウトプットを創出することができています。
今後も、自分次第で違和感を持ち続けて業務ができると確信しております!
また、私自身の経験だけでなく以下2つのニュースも挑戦を後押ししてくれました!※()内は当時の気持ちです!
↓今後新卒や第二新卒の採用も強化していく方針が記載されている(もしかしたら私も一員になれるチャンスあるのではないか!?)
↓代表の福島さんとHRの一ノ宮さんがキャリアについて語られている(やっぱり直感を大事にしたい!このタイミングであえて逆張りでスタートアップに挑戦しよう!)
入社後苦労したこと
ここまで何もギャップないと言っていますが、しっかりあります!笑
それは想像以上にインプットが膨大であるということです。
きっかけの①でお伝えしたように扱うサービスが多岐にわたるため、インプットはとても苦労しました。
【インプットする主な内容】
サービス内容(申請・経費精算・受領請求書・発行請求書・電子保管・カード)
競合サービス内容(サービスに応じて、競合も変わるため膨大)
経理業務理解(実際に経理担当者はどのようなことしていて、何に困っているか)
私自身、SaaS営業自体が未経験であるため、インプットの最適な順番や理解する粒度はどれくらいが適切かといった感覚もなかなか掴めず、
「大丈夫か??」「独り立ちできる日は来るのか??」とプレッシャーを感じる時もありました。
上記を乗り越えられたのは、チームメンバー・部メンバーの皆さんのサポートのおかげです。
LayerXの羅針盤に、「長時間より長期間」があります。
これは、社内でも体現されていると実感しています。
私自身がインプット量に焦って、入社後長時間労働を続けていたら今の自分は違ったかとも思います。
メンバーの皆さんは、長期的視点で長期間良いパフォーマンスを出せるように下記のサポートをしてくださりました!
【毎日1on1】
オンボーダーであるHさんは、疑問や悩みを溜めないように毎日1on1の時間を確保してくださいました。
また、悩みだけでなく自身の商談動画を見た上でFBもしていただきました。
毎日自身の営業活動やインプット内容を改善することができ、遅滞ない独り立ちが達成できたと考えております。
【繰り返しロープレの実施】
オンボーダー・マネージャーの計3名に計6回ロープレを実施いただきました。
内容に関しても、まずは資料を自分の言葉で話せるようにといったように段階を踏んで実施させていただきました。
FBもGood(良い)部分だけでなくMore(改善点)を多くいただけたことで、ロープレを重ねる度にアウトプットによる確実なインプットを実現することができました!
【メインスピーカー担当】
チームメンバーの皆さんに同席いただき、メインスピーカーを担当させていただきました。
単にメインスピーカーを担うのではなく、事前準備を行い今回どのような流れで提案するかといった壁打ち・商談後のFBをいただくことで、
改善スピードを高めることができました!
LayerXのメンバーの皆さんは、長期的な視点で活躍する・してもらうためにどのような取り組み・フォローが必要かを常に思考されている方ばかりです!
入社後の苦労も、自身の中に溜め込むのではなくサポートしていただくことで楽しみながら乗り越えることができました!
転職の勇気を持てた理由
現在、転職の気持ちがありつつも不安でなかなか勇気が出ない方、いらっしゃると思います。
私自身も考えました。「新卒は3年は働け」論がありますし、3年働くべきなのか。1年半は早すぎるのか。
この様な悩みを持った中で以下2点の観点から転職をすることをポジティブに覚悟できました!
将来の不確定な不安で事実である現状の感情を失いたくない
LayerXへ転職したきっかけの3つ目と重なる部分がありますが、長期的に考えた際に、3年経った後に挑戦に対して今のモチベーションで持てているかは不確定だと思い、自分の意思が薄まってしまうことにリスクを感じました。 (どうしても将来を考えると不安な部分を探してしまいます、、)
その為、不確定な将来の不安より今の感情という事実を優先して挑戦を選択することができました。
正解か不正解かは選んだ後の自分次第で決まる
LayerXへ転職を考えた当初、「今の会社を手放したら後悔するのではないか」と不安がありました。
ただ、今までの経験上、後悔は選択をしたタイミングではなく、選択をした後・そもそも選択をしなかったタイミングで抱いていると思いました!
その為、「自分の中でLayerXで挑戦したいという気持ちが出てきた以上、LayerXの一員になって後悔をしないほどにできる限り尽力する・成長するしかない」という整理ができ、転職をポジティブに覚悟することができました!
ここまで転職することを推していますが、私は、悩まれている方が誰しも絶対転職した方がいいとは思いません!
このような考え方もあるんだなと知っていただき、少しでも気持ちが軽くなる一助になれたら嬉しいです。
最後に
私自身、上記3つの理由からLayerXへの転職に挑戦し実現することができました!
入社したことを後悔した日は1度もありません!まさに求めていた・イメージしていた環境がLayerXにはございました!
体感としては、1年くらい経っているのではないかと思うくらい濃密で充実した時間を過ごすことができています!笑
私自身と同じ境遇の方や何かをチャレンジする一歩目がなかなか出ない方の一つのきっかけになれば嬉しいです!
LayerXが大切にしている価値観である5つの行動指針・20の羅針盤を体現されている方、共感していただける方、大歓迎です!
LayerXは今後も採用を強化していきます。
この記事をみて、カジュアルに話してみたい!と思っていただけた方はぜひOpendoorまで!
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