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地域活動で社会を学び直している私

最近、地域で活動している方たちと接する機会が多い。
自分も「きんじょの本棚※」の店主になったり、地域で活動している方の講座に参加したり。
※きんじょの本棚:誰が借りても、どこに返してもよい本棚の取り組み。本棚のオーナーは店主と呼ばれる。

先日も視覚障がい者の方の講座に参加したことを記事にした。

この講座では、視覚障がい者の方のことをほんの一部分だけ知ることができた。同じ地域で暮らしているのに、知らないことばかり。
そこからお知り合いになった方の活動を見学することになったので、また記事にするつもりである。

次は、子どもに関する団体を起ち上げている方の講座にも参加した。
子どもに寄り添うために「子どもとは」を深く追求する必要があるとのこと。グループごとに話し合う時間では、お互いの意見を述べ合うことに。みなさん地域活動に関わっている方ばかりなので、積極的に意見が出てくる。

地域で障がいや子どもの困りごとなど、さまざまな社会活動に取り組んで方々に触れあってお話を聞けるのは、とても貴重な体験である。その方たちの目を通すと、この社会をまた違う視点から捉え直すことができる。

紙の上ではない人と人との関わり。
学校の勉強も、このような場が必要ではないか。
教科書ではない、生きている人間、地域で課題に取り組んでいる方々の生の声を届けること。子どもの教育現場でも、このような方のお話や実践が取り入れられたら、良いのではないかと思う。

取材を目的に地域活動に関わってみようと思っていた私だが、地域で社会の仕組みを学んでいる感覚である。
取り組みを発信するだけでなく、地域活動に関わっていきたい気持ちがますます強くなっている。

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