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メールからわかる仕事ができる人

ある方から、メールをいただいた。
噂では聞いていた優秀な方。
オンラインの仕事をはじめてから、次から次へと仕事を獲得されていったことを伝え聞いている。

今まで直接関わったことはない。はじめてメールをいただいたときは、その丁寧さに驚いた。
事実を並べるだけでなく、まずこちらへの敬意を示してくれる。
そして本題のポイントをまとめて、次のアクションへのスムーズな依頼。
その方のメールを読んだら、仕事ができる人ってこんな人だろうなと思った。
文面で他の仕事も丁寧だと想像できるし、安心感があるので、仕事の依頼が絶えないのだろう。

それに比べて、私ときたら。要件だけ伝えるそっけなさだし、尊敬語もおぼつかない。何年生きてきたんだ、と恥ずかしくなる。
伝えようと思う気持ちが薄いのか、配慮が足りないというか。
いつもメールを送ったあとに、ああ伝えればよかった、いやこうすれば……と、反省することしきりである。
今からでも遅くないのなら、こういう方のメールを見本としてストックしておきたい。

私が仕事ができる人だなと感動するのは、メールの文面が素敵な人ばかりではない。
フィードバックが丁寧な方もそう。直すところだけでなく、褒めポイントもセットで伝えてくれる。
自分にはない側面に、余計に感動するのかな。

テキスト上でやり取りする場面では、顔も表情も見えない。事実をポンと書くだけだと、そっけなく冷たく受け取られがちである。本当はそんなつもりがなくても、誤解されたら悲しい。
自分の思いだけでなく、相手がそれをどう捉えるか、よくよく考えて伝えなければ。
尊敬できる方たちの対応を、自分も学んで身につけていきたい。

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