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メンタルやられそうなときにおすすめ!部屋のカーテンを洗ってみよう

なぜか自然と涙が止まらない日がある。
原因を探ると

  • 季節の変わり目

  • 更年期

  • 空の巣症候群(下の子が家を出た)

  • 老いを感じる(死を間近に感じる)

これに全部当てはまるかも。
オトナになったら、もっとどっしりと落ち着いた感情で毎日を暮らせるのかと思っていた。
もちろん、思春期のような初々しい感情は失われているとは思う。
でも、この年になってなぜか涙もろくなってしまった。

夜ベッドに横になると不安が押し寄せる。
眠ることで死に近づくかのように。
それは一理あるだろう。
人間は生まれた瞬間から死に近づいていくのだから。
ただ、この2,3年で身近な人が3人も亡くなっていると、寿命について考えざるをえない。

薬局に勤めていたときに、お年寄りの女性が「不安で胸がドキドキしてあまり眠れないのよ」と、睡眠導入剤を処方されていたのを横で聞いていたことがよくあった。
そのときは年を取ると不安になるのかと、どこか他人事のように眺めていた。
今、初老の入り口に差しかかり、そのお年寄りの不安がわかるようになってきた気がする。

しかし、他にも思いあたるふしはある。
最近の私は生活をおろそかにして、体を使っていない。
小さい子がいない生活は、家から出る用事を作らない限りずっと家に引きこもりがちになる。

在宅ワークの仕事をするためにいつもパソコンの前に座りっぱなし。
そしてネットの世界をさまよい、隙間時間があればVoicyを聞き、有益な情報をインプットしなければと常に焦っている。
頭を使い過ぎて脳が休まってないのだ。

反対に、家事に時間を使うことが前より少なくなってしまった。
そこで、重い腰をあげて汚れが気になっていたカーテンを洗うことに。
部屋のカーテンは毎夏に洗濯機で丸洗いしている。
一つひとつカーテンレールのフックを外し、洗って、ベランダに干して…という一連の作業は、考えただけで結構うんざりする。
ここはがんばって厚手とレースのカーテン6枚ずつを洗い、ついでにカーテンレールの上のホコリもぞうきんで拭き、気になるあそこも、ここも、と無心に手を動かす。

9月も終わりだというのに、この暑さでカーテンがよく乾く。
目の前の作業に集中し汗をかくと、気持ちよくなってきた。
部屋や頭の中に溜まっていた汚れが取り除かれ、部屋も思考もクリアになったみたいだ。

仕事から帰ってきた娘にそのことを報告をすると、
「いつものママが帰ってきた」と嬉しそうに言われた。
まぁ、それだけ家事をおろそかにしてネットの世界の住民になっていたのかもしれない。

頭でっかちになってメンタルがやられそうなときは、手を動かし汗を流すことだ。
カーテンを洗って窓辺がすっきりすると、新しい風が窓から流れ込んでくる。
気分一新、これから何かよいことが起こりそう!

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