①「俺の家の話」

監督のクドカンってなんか聞いたことあるなぁくらいの興味で、なんとなくアマプラで見始めたのがこのドラマ。

久々に徹夜して一気見してしまった。
面白すぎて徹夜するなんて
大学2年の時みたコードギアス以来。

あらすじとしては
能を代々世襲している「観山家」
その当主、人間国宝も受賞した観山寿三郎(父)の介護に関しての話

介護問題、遺産問題、発達障害、離婚、終活、
認知症、伝統芸能、etc

多くの社会的な問題を扱っているものの、
これらを問題提起的に扱ったり、メッセージ性を含んだ表現をするのではなくて
あくまで『俺の家はこうだよ！』ってスタンスで進めていくのが一見重そうに見えるテーマを軽くポップにしていてすごく見やすくかった。

2021年のドラマな事もあって
登場人物が常にマスクをしていて当時の時代性を強く感じる演出が少なからずあるが
そんなのどうでも良いくらい脚本演出キャラクター、全部が良かった。

・このドラマの見どころ
戸田恵梨香の可愛さと綺麗すぎる結末。

このドラマの1番の収穫は戸田恵梨香の可愛さを再認識できた事だ。世の中はkpopなんかで騒いでる場合じゃない。

結末についてはおそらく賛否があったんだろうと思う。
個人的には俺も好きじゃない。
けどこっから考えた作品なんじゃないかなってくらい綺麗に終わってた。
感情的には好きになれないが、物語の終わらせ方としては完璧な気がする。

クドカンって聞いたことあるなぁ、で止まってる人間は見たほうがいい。