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やせがまん

川べりで水面(みなも)をみつめていたら
ふいにポロポロ涙がこぼれてた

心は虚ろで何もない
頭はただの空洞で

ポケットに手を入れ体育ずわり
どれほど そうしていただろう

そよそよと風が吹く
やわらかな春の陽が わたしを包む
自然の優しさに ひとりじゃないと噓ぶいた

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