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少し離れたぐらいがちょうどいい

どんな良い関係にも適度な距離が必要なのです。
関係を維持するためにも、発展的な関係を作り出すためにもです。
物理的な距離より、心的距離というのはより重要度が高いでしょう。
当たり前のことではあるが、それが仕事の場においてはことさら意識しておかないと心地よさは作り出せないと思うのです。

とくにコロナ禍を経験したワタクシたちは、心的距離の取り方の難しさを改めて感じているはずです。人恋しいけれど、その言葉をどう表していいかわからない。寂しさを埋めるための、ネットショッピングもネットサーフィンも心を満たすものではありませんでした。人の発する言葉に癒され、言葉を発する人に癒される。法や制度で身体は、守られ生き抜いたとしても心を温め満たすものは、別のものだと思うのです。

価値あるものを物質でとらえすぎてやしないだろうか。
お金や地位・立場ばかりが威張って、優しさや思いやりを忙しさが端へ追いやってしまう。少し離れた場所から自分のいたところを眺めると、なんだか窮屈そうな場所だったのです。

次にその窮屈な場所に誰かが座るのがなんだか切なくて、周りのホコリを少し払い落としてみよう。少しばかり明るくなってきたのではないでしょうか。
そうすれば、その場所の本来持つ良さも伝わるはずです。
優しさや思いやりが、周りのギスギスを端へ追いやってくれるはずです。

そうであらねば、人はこれほどの繁栄をしてこなかったとも考えられます。
人の優しを糧に次の人々が生きながらえる、そんな輪が生まれるように今を大切にしたいと思うのです。


どれほどの人がこの思いを受け継いできたのでしょうね。
多くの人々が、思いやりを持って接していると信じたいのです。


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