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“Two Divided By Love (恋は二人のハーモニー)/ Grass Roots”

[RADIO DAYZ] 1971 あの頃ラジオから流れていた懐かしい名曲を紹介します。

グラス・ルーツはソングライター兼プロデューサーのP.F.スローンスティーヴ・バリによる覆面バンドとして1966年にデビューしました。スティーヴ・バリは後にモータウンの役員に就任するなど、多くの作品の作詞やプロデュースを手掛けて、アメリカ音楽界の重鎮になります。

「恋は…」は1971年にシングル盤としてリリースされて、翌年リリースのアルバム『Move Along』に収録されます。

この曲はタイトル通り、恋に悩む若いカップルを後押しする青春ラヴ・ソング。「いつまでも悩んでいないで一つになろうよ」という甘酸っぱい歌詞ですね。当時の深夜放送でもよく流れていました。

帰宅途中の駅構内の物販ワゴンで「ベストヒット」などと書かれた怪しいCDを眺めていた時に、ふと「そういえばあの曲は…」と思い出して探したことがありました。結局この音源はどこで入手したかは覚えていませんが、このキャッチーなメロディは記憶の底に刻み込まれていましたね。懐かしさ満点です。

しかしこのジャケットのコピー「ヤンキー・サウンドの雄」って何なのでしょうか(大汗)。時代の日本の音楽業界がどれだけ舐めていたのかって感じです。

彼らはデビュー当初からヒット曲連発していたようです。彼らのコンポーザーとしての才能が豊かなことが分かります。とはいえ私には幼すぎて記憶にはありません(汗)。1967年の「今日を生きよう」などは人気GSのテンプターズがカバーしています。完全に私のお兄さん、お姉さん世代のヒット曲です。私はまだ小学生低学年でしたし・・・。

この曲のYouTubeのコメントを見ていたら2022年の投稿で、「現在68歳、まさしくこの年齢になったら「今日を精いっぱい生きよう」って」というコメントがありました。私よりも少しお年が上の方ですが、まさに今の私が感じていることそのものです。

音楽は時代を超え世代を超えていつまでもということですね。


ラジオに夢中になっていた頃の思い出をこちらで語っています。

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