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【名盤伝説】 洋物FUSION系まとめ

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1970〜80年代を中心に洋物FUSION系のミュージシャンやアルバムを紹介しています。ジャズ系由来のボーカルアルバムもこちらで紹介しています。
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2024年4月の記事一覧

“Tom Scott & The L.A.Express / Tom Cat” (1974)

[ FUSION DISC GUIDE ] 新装版発行で差し替えられた幻のアルバム評です。 詳しくはこちらでお話ししています。 収録曲 M1 Rock Island Rocket M2 Tom Cat M3 Day Way M4 Keep On Doin' It M5 Love Poem M6 Good Evening Mr. & Mrs. America & All The Ships At Sea M7 Backfence Cattin' M8 Mndo M9 Rfri

【名盤伝説】 “Joe Sample / Rainbow Seeker” 心に響く愛のメロディ

MASTER PIECE フュージョン・グループクルセイダースのピアニストとして活躍していたジョー・サンプルの初ソロアルバム『レインボー・シーカー (邦題: 虹の楽園)』(1978)です。 収録曲 M1 Rainbow Seeker (虹の楽園) M2 All My Wildest dreams (野性の夢) M3 There Are Many Stops Along the Way (道草) M4 Melodies of Love M5 Fly with Wings of

【名盤伝説】 ”Wilton Felder / Inherit The Wind” もう一つのクルセイダース作品。

MASTER PIECE クルセイダースのサックス(ベース)プレイヤー、ウィルトン・フェルダーの3枚目のソロアルバム『インへリッド・ザ・ウィンド (邦題: 風の遺産)』(1978)です。 フェルダーは高校時代の音楽仲間のジョー・サンプル (Pf)、スティックス・フーパー(Drs)らと共にジャズ・クルセイダースを結成(1961)。ジャズとソウル・ミュージックのフレイバーを併せ持つ時代のクロスオーバーサウンドの先駆けとして人気を博しました。1971年にはバンド名をクルセイダース

“Lee Ritenour / Gentle Thoughts” (1977)

[ FUSION DISC GUIDE ] 新装版発行で差し替えられた幻のアルバム評です。 詳しくはこちらでお話ししています。 収録曲 M1 Captain Caribe M2 Getaway M3 Chanson M4 Meiso = 瞑想 M5 Captain Fingers M6 Feel Like Makin' Love M7 Gentle Thoughts [追記]  このアルバムにはTake2が存在します。確かにフレーズやらソロのタイミングなど、聞きなれたTa

“Lee Ritenour / in Rio”(1979)

[ FUSION DISC GUIDE ] 新装版発行で差し替えられた幻のアルバム評です。 詳しくはこちらでお話ししています。 収録曲 M1 Rainbow M2 San Juan Sunset M3 Rio Funk M4 It Happens Everyday M5 Ipanema Sol M6 Simplicidád M7 Little Bit of This and a Little Bit of That こちらの記事もどうぞご覧ください。

“KARIZMA / Dream Come True” (1983)

[ FUSION DISC GUIDE ] 新装版発行で差し替えられた幻のアルバム評です。 詳しくはこちらでお話ししています。 収録曲 M1 Ire M2 I Want You So M3 Heavy Resin M4 Dream Come True M5 I've Been Played The Fool Again M6 Blues For Ronnie M7 Say You Will M8 Lonely Nights M9 Corbitt Van Brauer 参加

“Willie Bobo / BOBO”(1979)

[ FUSION DISC GUIDE ] 新装版発行で差し替えられた幻のアルバム評です。 詳しくはこちらでお話ししています。 収録曲 M1 Palos M2 Comin' Over Me M3 Latin Lady (Cecilia's Song) M4 It's Over M5 Reason for Livin' M6 Reason Why M7 Set You Free M8 Father and Son ウィリー自身はそもそもラテン・ジャズ・フィールドのミュージシ

【名盤伝説】 ”Neil Larsen / Jungle Fever” LA+NY フュージョン・サウンドの名盤。

MASTER PIECE 西海岸のフュージョン・キーボード奏者ニール・ラーセンの1stソロ『ジャングル・フィーバー』(1978)です。 ニールは1948年生まれ。ベトナム戦争に従軍し、退役後の1970年初頭にニューヨークで活動を始めて様々なジャンルのミュージシャンとの交流を深めます。 NYで知り合ったギターのバジー・フェイトンとフルムーンというバンドを結成し1972年には同名アルバム『FULL MOON』をリリースしています。 その後は西海岸に移り、LAの名プロデューサー

“Larsen-Feiten Band / Full Moon” (1982)

[ FUSION DISC GUIDE ] 新装版発行で差し替えられた幻のアルバム評です。 詳しくはこちらでお話ししています。 収録曲 M1 Phantom of the Footlights M2 The Visitor M3 Twilight Moon M4 Sierra M5 Brown Eyes M6 Hero's Welcome M7 Standing In Line M8 Little Cowboys こちらの記事もどうぞご覧ください。ニールとのことなど色々書

“Ricky Peterson / Night Watch” (1990)

[ FUSION DISC GUIDE ] 新装版発行で差し替えられた幻のアルバム評です。 詳しくはこちらでお話ししています。 収録曲 M1 One Never Knows (Instrumental) M2 Night Watch (Instrumental) M3 Livin' It Up M4 High Rise Drifter (Instrumental) M5 Look Who's Lonely Now M6 Take a Chance M7 Put Your F

【名盤伝説】”Seawind / S.T.” (1980) ハワイの海風を感じるホーンセクションが心地よいフュージョン・バンド。

お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。ハワイ出身のフュージョン・バンド、シーウィンドの4作目で実質ラストアルバムの『Seawind (邦題: 海鳥)』(1980)です。 70年代初めに“OX”というバンド名で活動をしていたボブ・ウィルソン(Drs)とラリー・ウィリアムス(Key, Sax)が、1976年に活動拠点を地元ホノルルからLAに移しシーウィンドとして本格的にバンド活動を始めます。メンバーはボブとラリーの他、ポーリン・ウィルソン(Vo)、ジェリー・ヘイ

【名盤伝説】 ” The Manhattan Transfer / Mecca For Moderns” ジャズ・コーラス・グループがポップに変身!モダンサウンドの名盤。

MASTER PIECE マンハッタン・トランスファーの鬼才ジェイ・グレイドンがプロデュースした2作目『Mecca For Moderns (邦題: モダンパラダイス)』(1981)です。 1973年にティム・ハウザーをリーダーとして、アラン・ポール、ジャニス・シーゲル、ローレル・マッセーの4人で活動を再開します。1978年に交通事故で負傷したローレルに代わり1979年にシェリル・ベンティーンが加入。同年ジェイ・グレイドンをプロデューサーとして迎えてアルバム『Extensi

思い出のフュージョン本

私のハンドルネームにまつわる、もう一つの思い出です。 とあるご縁で音楽出版社のシンコーミュージックが発行したフュージョン・ディスク・ガイドのアルバム紹介文を執筆することになりました。「私みたいな素人が何故?」とは思いましたが、こんな機会はめったに無いだろうと快諾させていただきました。 当時、続々と出版されていたディスク本。ロック、ソウル、ビートルズ…。「世界初、フュージョン・データ本!」とキャッチコピーの通り、ジャズはともかくも、フュージョンについては確かに無かったと思い