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鳥居強右衛門(とりいすねえもん)は地元の歌舞伎でも上演

2023年の大河ドラマ「どうする家康」で話題になっている「鳥居強右衛門」は、地元の名も無き下級武士。籠城中の長篠城の危機を岡崎に知らせるため城を抜け出し泳ぎ走り、援軍要請をしたのち、城に戻ろうとして捕まってしまう。
平成23年に新城歌舞伎公演で上演された歌舞伎では、鳥居強右衛門役が女子高校生だったことを考慮して、ふんどし姿での磔をやめ、槍で突く直前に幕をひいた。

「みたか、これが三河の戦国武士!」のセリフで息絶える

地元の百姓の姿で城に近づく鳥居強右衛門



武田軍 穴山陣営に怪しまれる 鳥居強衛門

待てまて!その方 怪しい奴!

穴山梅雪に対し名乗りを上げる強右衛門

いかにも、ワシは百姓ではない! 長篠 鳥居強右衛門だ!

「織田徳川の援軍は来ない」そういえば城兵500の命を救うと約束し説得する穴山

「援軍は来ぬ!一言でよい」

武田の甲冑を身にまとい、城中に声をかける強右衛門 

「長篠の方々~~~!」

援軍は、くるぞ~~ 今 牛久保の城じゃぁ~~

穴山との立ち回り
味方に向かって叫ぶ鳥居強右衛門

皆の衆~~ あと二日のしんぼうじゃぁ~~

奥平の殿に、こうしてワシの姿を見てもらえた。思い残すことはない。

見たか!これが三河の戦国武士じゃぁ~~
討てぇ~~~!!

歌舞伎では強右衛門には子供がいたという設定


この歌舞伎は、平成23年に上演された後、数年後、場所とメンバーを変え一度上演されました。そんな地元の英雄「鳥居強右衛門」が大河ドラマで全国の人たちに知られたことはとても嬉しいです。

戦国天正合戦絵巻「長篠の戦い」第二幕 強右衛門磔の場

追記:
令和6年(2024)新城歌舞伎で、第一幕 援軍要請の場 を初披露することになりました。