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世の中狭い 勤め先で友人の電話を受けたり

私学の中高の事務をしていた時の話。
受験シーズンには学校案内の資料請求の電話がよくある。

「はい、○○中学、高等学校です。」

『高校の資料を送っていただきたいのですが…』

「それではご住所とお名前をお願いします。」

『○✖️△◻︎xxxx』

    …ん?
    なんか馴染みがある住所…

『母親の私の名前でいいですか?
△△由美子です。』

「ゆみちゃん⁈やっぱり!私、しゅうのもり。」

『…えー‼️(大爆笑)学校で働いてるって言うてたなあッハッハ。』

「ほんまびっくりやあ。でさ、資料やねんけど、明後日会う時持って行くわ。」

なんと同級生。しかもたまたま2日後に会うことになっていた。
私がそこで働いていることも伝えてなかったし、しかも他府県だし、不思議な感じだった。

思えば他にこんなこともあった。
私の働いているところではなく、別の高校に行ってる息子の担任の先生からの電話も受けた。
息子は卒業したばかりだった。
その卒業時の先生からクラブの試合のことで私の勤める学校に電話をかけてこられたのだった。
あいにくこちらの先生が不在だったので切る間際に、名前とお世話になりましたと話したら受話器から声が飛び出してきそうなくらい「びっくりしたー!」とおっしゃっていた。

事務室のみんなもうけていた。
やっぱりこういうことってあるんだ。

どこでどう繋がるかわからない。
悪いことはできない…。

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